フェルスタッペン、ニュル24時間への“毎年参戦”を熱望 「成功とは勝つこと、そのためにここにいる」

2026年05月18日(月)7:53 am

記事要約


・フェルスタッペンがニュル24時間に初挑戦「毎年必ず出場したい」

・自身のチームからメルセデスAMG GT3で参戦、チケット完売の熱狂ぶり

・シムでの経験を武器に夜間走行を熱望「最大の目標は勝つこと」



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マックス・フェルスタッペンは、“世界で最も過酷な耐久レース”と多くのドライバーが評するニュルブルクリンク24時間レースに挑戦するにあたり、「毎年必ず出場したい」と語っていた。

4度のF1世界王者であるフェルスタッペンは、先週末に行われたこの伝統的なレースで、自身のチーム「Verstappen.com Racing(フェルスタッペン・レーシング)」からエントリーしたメルセデスAMG GT3を駆り、『Team Winward Racing(チーム・ウィンワード・レーシング)』の運営のもとデビューを果たした。

今回のイベントは、フェルスタッペン人気によって前例のない盛り上がりを見せており、ニュルブルクリンク24時間レース史上初めて、ほぼすべてのチケットカテゴリーが完売となった。

イベントを前に、フェルスタッペンは自身の公式サイト「verstappen.com」で次のように説明した。

「このチームが主に目指しているのは、ほかのドライバーたちにチャンスを作ることです」

「僕自身、F1以外のレースにも参戦したいというアイデアを持ってスタートしましたが、それと同時に、シムレーシング(※シミュレーションレーシング)の世界を通じて、シムレーサーが現実のレースへ進む機会を作りたいと思っていました」

「それは今のところ、クリス・ルルハム※ですでに実現しています」
※クリス・ルルハム:シムレース(シミュレーター)で実績を積み、フェルスタッペン・レーシングに関わる形でリアルレースに参戦するようになったドライバー

フェルスタッペンは、ニュルブルクリンク24時間レースが近年、自身にとって大きな目標になっていたことも明かした。

「年間でも最大級のレースのひとつがニュルブルクリンク24時間です。だからこそ僕たちはここにいるのです。プロドライバーのラインアップで参戦し、その中に自分自身も加わっているのは本当にクールです。1台でも複数台でも、これは毎年やりたいことのひとつです」

「最大の目標はレースに勝つことです」

また、ニュルブルクリンク北コース“ノルドシュライフェ”そのものが、大きな魅力だとも語った。

「僕が最も刺激を受けたのは、このコースが世界最高のサーキットのひとつ、あるいは“いい意味で”世界一クレイジーなサーキットだということです」

準備は徹底的に行ってきたが、フェルスタッペンはシムレーシングの経験が大きなアドバンテージになったと話している。

「僕にとって、すべてはシミュレーターから始まりました。コースを覚えるために何千周も走りましたし、バーチャルのニュルブルクリンク24時間にも何度も参戦しました。だから実際に初めてここを走ったときも、コースを覚えること自体は問題ではありませんでした。新しい縁石やグリップレベルを理解すること、そして実車特有のGフォース(※加速度による身体への負荷)や圧縮を理解することが重要だったんです」

さらにフェルスタッペンは、“グリーンヘル”の異名を持つ全長25.3kmのノルドシュライフェを夜間に走ることを特に楽しみにしているという。

「おそらく最高の感覚になると思います。夜の闇の中、自分自身と向き合って限界まで攻めるんです。通常、夜のほうがマシンが速くなるので、とても楽しみにしています」

そして、この大きな挑戦においても、目標は非常にシンプルだと語った。

「成功とは勝つことです。とてもシンプルです。そのために僕たちはここにいます。簡単ではないと分かっていますが、それが全員の目標です。同時に、チームメイトとマシンを共有し、この週末全体を通して一緒に戦う、その経験のすべてを楽しみにしています」

オランダのポッドキャスト番組『Formule 1 Paddockpraat』では、ニュルブルクリンクのベテランドライバーであるトム・コロネルとイェルーン・ブリーケモーレンが、なぜフェルスタッペンがこのレースに強く惹かれているのかを説明した。

コロネルはこう語っている。

「これ以上に過酷なレースはありません。だからこそ、マックスはこの挑戦に挑んでいるんです。世界で最も極限のレースだからです」

「フランスのル・マン、アメリカのデイトナ、オーストラリアのバサースト、どの耐久レースもニュルブルクリンクには及びません。これほど過酷なレースはほかにありません」

2013年のニュルブルクリンク24時間ウイナーであるブリーケモーレンもこれに同意した。

「ル・マンのほうが格式は高いかもしれません。最終的には世界最大の24時間レースですから」と語る一方で、「ですが、ドライバーに与えられる挑戦の大きさという点では、ニュルブルクリンクが圧倒的です」と続けた。

また、先週末にGT3カーで世界屈指の過酷な耐久レースへ初挑戦したフェルスタッペンは、終盤まで優勝争いを展開したことで、その適応力と速さを改めて証明する形となった。ドライブシャフトのトラブルにより勝利を逃し、惜しくもリタイアという結果となったものの、今後もニュルブルクリンク24時間レースへの継続参戦に期待が高まりそうだ。

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