【F1終盤2戦】中東情勢緊迫で懸念 カタールGP、アブダビGP中止なら代替案は?

2026年05月31日(日)2:55 am

記事要約


・中東情勢の緊張でカタールGPとアブダビGPに中止の可能性

・ドメニカリが終盤2戦に備えた代替プランの存在を明言

・ラスベガスGPがシーズン最終戦になる可能性は否定



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F1のステファノ・ドメニカリCEOは、中東情勢の緊張によってシーズン終盤に予定されているカタールGPとアブダビGPの開催が不可能になった場合に備え、すでに代替プランを準備していることを明かした。

■中東情勢の緊張で終盤2戦に不透明感

今回の発言は、アメリカのドナルド・トランプ大統領が繰り返し「合意が近い」と示唆しているにもかかわらず、湾岸地域を巡る地政学的な不透明感が続く中で行われた。

さらに木曜日には、アメリカによるイランへの新たな攻撃や、ホルムズ海峡を巡る脅威が再び高まった。これにより、事態が早期に収束するのか、不透明感が強まっている。

ドメニカリCEOはフランスの『L’Equipe』の取材に対し、F1が状況を継続的に注視していることを認めた。

「新型コロナウイルスのパンデミック時と同様に、できる限り現実的に対応しなければなりません」と述べた。

「バーレーンGPとサウジアラビアGPが中止になったのは、その時点で開催が不可能だと分かっていたからです。F1は喜びや楽しさを提供するスポーツエンターテインメントです。だからこそ、そうした雰囲気が成立する場所へ行かなければ(開催しなければ)なりません」

ドメニカリCEOはまた、シーズン終盤戦に関する判断を下す時期が近づいていることも認めた。

「カタールGPとアブダビGPのプロモーターはすでにチケット販売を開始しており、非常に順調に売れています」と説明した。

「しかし、いずれ決断を下さなければならない時が来ます」

またドメニカリCEOは、F1においてレースの代替開催が他競技よりはるかに難しいことを強調した。

「F1は、2チームと22人の選手だけで成立するサッカーの試合とは違います。グランプリ開催は、物流面でも費用面でも非常に大規模なプロジェクトです。たとえ1レースだけであっても延期するのは困難ですし、カレンダー上に空き日程はほとんどありません」

■代替案は準備済み、ラスベガス最終戦は否定

しかし同時に、必要となった場合に備えて、F1がすでに代替案を準備していることも明かした。

「緊急時対応計画(コンティンジェンシープラン)を用意していることはお伝えできます」とドメニカリCEOは明かした。

「もし年末の2レースが戦闘の継続により中止となった場合、別の選択肢があります」

さらにドメニカリCEOは、仮にカタールGPとアブダビGPがカレンダーから外れた場合でも、ラスベガスGPが最終戦へ変更される可能性を否定した。

「いいえ、ラスベガスが最終戦になることはありません。それは断言できます。」

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