ウィリアムズのカルロス・サインツは、長期的に取り組むプロジェクトとして、ウィリアムズが自身の最優先であると強調し、再燃しているアウディ移籍説を改めて否定した。
アウディF1代表のマッティア・ビノットは最近、サインツの獲得に再び動いているとの報道を否定した。しかし、苦戦が続くウィリアムズの現状を受け、アウディが再び獲得に乗り出すのではないかとの憶測は依然として消えていない。
そうした中、サインツはベルギーGPの舞台であるスパでスペインメディアに対し、自身の将来に対する考えは変わっていないと改めて強調した。
イギリスGPではウィリアムズへの不満をあらわにする場面もあったサインツだが、スパではチームに対する姿勢に変わりはないと語った。
「僕はチャンスが増えるか減るかなんて考えていません。将来に向けて自分が何を望んでいるのかは、はっきり分かっています。それは、このプロジェクトを成功させることです」
「これまで何度も言ってきましたが、このプロジェクトのためにどれほどの努力をしているか、皆さんには想像もつかないと思います。そして、それはこれからも変わりません。僕はこのプロジェクトに完全に集中しています」
一方で、最新のアップグレードによって劇的な改善がもたらされたわけではないことも認めた。
「僕ががっかりしたのは、僕たちが目指している位置から、これほど離れているという現実を目の当たりにしたことです」
グランプリ通算4勝を挙げているサインツは、マシン性能の限界によって自身のパフォーマンスが十分に注目されていないとの認識も示した。
「ファンやメディアは、僕がコンマ1秒速かったか遅かったかなんて気付きません。でも、僕自身がやるべきことはしっかりできています。そして、各チームの代表たちは、そこをきちんと見ています。メディアやファンは、そこまでは見ていないでしょう」
一方、アウディが2027年にニコ・ヒュルケンベルグに代えてサインツを起用するのではないかとのうわさについても、ヒュルケンベルグ本人が否定した。
「それはF1ではよくある、夏のうわさにすぎません。チームがガブリエル・ボルトレートと僕の両方にとても満足していることは分かっています。僕たちはまだスタートしたばかりです。ファクトリーチームとしても初年度ですからね」
「契約状況も非常に明確です」
さらにヒュルケンベルグは、サインツの将来について冗談を飛ばした。
「リザーブドライバーの席ならまだ空いています。でも、彼が興味を持つとは思いません。僕に関しては、何の不安もありません。」
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