レーシングブルズが、1台分しか用意できなかったベルギーGPのアップグレードを、アービッド・リンドブラッドに投入した経緯が明らかになった。
ここ数戦、中団勢のなかで際立つ速さを見せているレーシングブルズは、ベルギーGPに新しいリアウイングとサイドポッドの改良パーツを持ち込んだ。しかし、用意できたのは1台分のみだった。
チームは当初、両ドライバーに対し、2台分のパーツがそろう次戦まで投入を見送る選択肢を提示したが、リンドブラッドとリアム・ローソンはともに同意しなかった。
通常、このような場合は、ドライバーズ選手権で上位につけるドライバーに優先してアップグレードが与えられる。
しかし、アラン・パーメイン代表によると、今回は前戦イギリスGPの予選で上位だったドライバーに投入することで、チーム内で合意していたという。両ドライバーも、この条件を事前に把握していた。
イギリスGPが行われたシルバーストンでの予選では、リンドブラッドがローソンを上回ったため、ベルギーGPではリンドブラッドがアップグレードを使用し、ローソンは従来仕様で走行した。
予選前の走行では、リンドブラッドがローソンを0.1〜0.2秒ほど上回る場面が見られた。一方、両者がソフトタイヤで走行した際には、ローソンが一時タイムシートのトップに立つ速さも示した。
ベルギーGPの予選では、アップグレードを使用したリンドブラッドがQ3進出を果たし、8番手を獲得した。
一方、従来仕様で臨んだローソンはQ2で敗退し、11番手だった。リンドブラッドは、アップグレードを獲得する条件となったイギリスGPに続き、ベルギーGPでも予選でチームメイトを上回った。
ベルギーGPのストレートスピードランキングの途中経過では、フェルスタッペンが1番手、リンドブラッドが2番手、ローソンが3番手、アントネッリが4番手、ノリスが5番手となっている。
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