【F1】ハース離脱説のオコン、デビュー10周年に去就を語る 角田裕毅ら後任候補浮上も「焦る必要はない」

2026年07月19日(日)12:00 pm

記事要約


・オコンがハース離脱説を否定、去就は夏以降に協議へ

・角田ら後任候補が浮上も、自身やチームはマシンの改善に集中

・デビュー10周年迎え、巻き返しへの決意を語る


ハースのエステバン・オコンが、自身の将来を巡る憶測について、現時点では心配していないと強調した。

F1デビューから10年という節目を迎えたオコンは、2027年以降の契約を巡る噂が広がる中、現時点ではマシンの改善だけに集中していると語った。

ハースとの信頼関係に揺らぎはないとの考えを示した。

■後任候補の名前が続々浮上も「今は話す必要はない」

オコンの現行契約には、2027年まで延長できるハース側のオプションが含まれている。

一方、チームの2027年以降のドライバー候補としては、角田裕毅をはじめ、マクラーレンのリザーブドライバーであるレオナルド・フォルナローリ、トヨタの支援を受ける平川亮、フェラーリ育成のラファエル・カマラ、そしてハースのリザーブドライバーであるジャック・ドゥーハンなど、多くの名前が取り沙汰されている。

なかでもフォルナローリは、最近行われたテストでハース首脳陣に強い印象を残したことから、特に有力な候補とみられている。ただし、チームはまだ最終決定を下していない。

それでもオコンは、フランスの通信社『AFP』に対し、自身の将来を心配する段階ではないとの考えを示した。

「今の時点では、この先について話す必要すらありません。僕には関係のないことです」

「僕たちは全員、このマシンを改善することだけに集中しています。ハースF1代表の小松礼雄は僕を信頼してくれていますし、僕も小松代表を信頼しています。契約延長オプションの行使権はハース側にあります。ですから、その話は今後、チームと直接することになります」

「必ずしも期限が決まっているわけではありません。通常、みんなが話し合うのは夏の間です。ですから、その頃になると思います」

■「本当はもっと結果を出せた」不運とマシントラブルを強調

オコンは以前にも、小松代表との関係が悪化しているとの報道を「でっち上げ」と一蹴しており、長年築いてきた信頼関係があったこともハース加入の理由だったと説明している。

また、自身の今季のパフォーマンスについても、実際以上に悪く見えているとの認識を示した。

「シーズン序盤はマシンのパフォーマンスがかなり良かったのですが、とても運が悪かったんです。あの時期にこそ、チャンスを生かしてポイントを獲得する必要がありました」

「その後、パフォーマンスが大幅に低下しました。マシンに大きな問題を抱えていたため、まったく速さがありませんでした」

■新パーツ投入に期待 「良い方向へ進むはず」

厳しい状況が続いているものの、オコンはチームの巻き返しに期待を寄せている。

「今週末はいくつか新しいパーツを試しますし、その後にはさらに投入する予定です。状況は良い方向へ向かうはずです」

「それで十分かどうかは分かりません」

また、今週末は2016年ベルギーGPでマノーからF1デビューを果たしてから10年という節目でもある。

オコンは当時を振り返り、こう語った。

「F1で10年も過ごしたという実感はありません」

「あの頃はもちろん、今とはまったく違いました。テレビで見ていたフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン・ホンダ)、ジェンソン・バトン※、キミ・ライコネン※など、いつもテレビで見ていた人たちとレースをしていました。本当に特別な経験でした」

※ジェンソン・バトン:2016年当時、マクラーレン所属
※キミ・ライコネン:2016年当時、フェラーリ所属

「でも、10年後の今もこうしてF1にいるわけですから、僕はいい仕事をしてきたんだと思います。だから、悪くないですね。」

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