アウディは、今季最大のアップデートを投入したF1アゼルバイジャンGPで、2026年最悪の予選結果に終わった。ガブリエル・ボルトレトは17番手、ニコ・ヒュルケンベルグは18番手に終わり、今季初めて2台そろってQ1で敗退した。
9月24日(木)に行われたFIA公式記者会見では、アウディF1のマッティア・ビノット代表が両ドライバーの2027年の残留はすでに決まっていると明言していた。
「私たちのドライバーには契約があり、変更がないことは分かっていました。それに、2人の速さにも満足しています。来年について特に発表しなかったのは、その必要がなかったからです」
アウディはフロントウイング、フロア、ディフューザーを含むR26の空力に関する14カ所に手を加えたが、予選では結果につながらなかった。
ヒュルケンベルグは『Sky Deutschland(スカイ・ドイツ)』に対し、Q1敗退には複数の要因が重なったと説明した。
「2台ともQ1で敗退したということは、何かが計画通りに進んでいないのは間違いありません。僕たちはうまくまとめ切れず、不運もありました。前にマシンがいなければ、ストレートで0.5秒ほど失います。それでは確実に敗退します。今日はその組み合わせにやられました」
アウディは予選後の時点で、アップデートの効果にまだ見切りをつけていなかった。ドイツ誌『Auto Motor und Sport(アウト・モーター・ウント・シュポルト)』によると、レーシングディレクターのアラン・マクニッシュは、アップデートを十分に理解するには、さらに時間が必要だと説明した。
「現時点では、変更点を最大限に生かすのにまだ苦労しています。アップデートパッケージをもっと深く理解する必要があります。ただ、他チームにも同じことが起きています。アップデートの本当の効果が見えてくるのは、通常3戦か4戦ほど経ってからです」
元トヨタF1ドライバーのマクニッシュは、バクーのコースがアウディのパワーユニットにとって特に厳しいとも指摘した。
決勝では、ヒュルケンベルグが終盤に10番手を走っていたものの、残り2周でカルロス・サインツに抜かれ、11位でフィニッシュした。ボルトレトは13位でチェッカーを受けたが、黄旗区間でセルジオ・ペレスを追い越したとして10秒加算ペナルティを科され、最終的に15位へ降着した。アウディは2台ともポイント獲得を逃した。
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