【F1】ハジャー「優勝争いをしたかった」シンガポールGPピットレーン発進から10位まで追い上げ「目標は2027年」
レッドブルF1のイザック・ハジャーは、シンガポールGPで10位に入賞し、結果以上の速さがあったと強調した。技術的なトラブルによりピットレーンからスタートしたものの、追い上げて1ポイントを獲得。チームメイトのマックス・フェルスタッペンが優勝を飾る一方、ハジャーも表彰台争いに加われるペースがあったと振り返り、優勝を争いたかったと悔しさをにじませた。
■ピットレーンから10位へ追い上げ「表彰台を争えた」
ハジャーはレース序盤に苦戦したものの、徐々にペースを取り戻し、特にソフトタイヤでは速さを発揮した。
フランスのテレビ局『Canal Plus(カナル・プリュス)』に対し、次のように語った。
「出だしはあまり良くありませんでした。でも、その後は自分のリズムをつかむことができました。ソフトタイヤでのペースは本当に良くて、オーバーテイクをとても楽しめました」
それでも、獲得できたのはわずか1ポイント。ハジャーは、マシンの速さを考えれば、もっと上位で戦えたはずだと語った。
「悔しいです。今日のペースがあれば、予選でも良い結果を出して、表彰台争いに加わることができたはずだと分かっているからです」
さらに、その後の記者団の取材では、優勝争いへの思いも口にした。
「この速さを生かして、優勝争いをしたかったです。あのソフトタイヤでは、まだタイムを縮められると分かっていました。でも、あそこまで速いとは思っていませんでした」
■前戦から続くマシンの問題を解決し、アメリカGPで巻き返しへ
ハジャーが最優先課題に挙げるのは、マレーシアで開催された前戦バーレーンGPから続く、マシンの信頼性とセットアップの問題を解決することだ。
「バーレーンGP以来、優勝争いができるように、少しでも自分の思いどおりに走ってくれるマシンを必死に求めてきました。現時点では、それができていません。今は一度仕切り直して、何が起きたのかを理解する必要があります。オースティンでは必ず立て直して、表彰台争いができるようにしなければなりません」
■ウォルフ代表、セカンドドライバーが苦戦する傾向を指摘
ハジャーの発言に先立ち、メルセデスF1のトト・ウォルフ代表はシンガポールで、レッドブルのマシンがフェルスタッペンに合う方向へ改善されるにつれ、セカンドドライバーが苦戦するという以前の傾向が再び現れ始めているようだと指摘していた。
一方、ハジャー自身は、マシンに本来の速さが備わっていると確信している。
■「目標は2027年」今季の経験を来季への糧に
レッドブルは最近、ハジャーが2027年もチームに残留することを正式に発表した。
22歳のハジャーは、今季の苦戦も来季に向けた準備の一環と捉えている。
「目標は2027年です。必要な失敗はすべて今のうちに経験して、来季に向けて準備を整えます。」
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