「残り4戦ではなく6戦に備える」ウォルフ代表、F1中東2戦の開催を見据える
メルセデスF1のトト・ウォルフ代表は10月11日(日)、中東情勢が再び緊迫するなかでも、カタールGPとアブダビGPを含む2026年シーズンの残り6戦に向けて準備を進めていると語った。
■ウォルフ代表「4戦ではなく6戦に備える」
数カ月にわたり開催が危ぶまれてきた中東の最終2戦について、メルセデスは予定どおり開催されると見込んでいる。
これに先立ち、F1のステファノ・ドメニカリCEOも、両GPが予定どおり開催されるとの見通しを示していた。
ウォルフ代表は、アンドレア・キミ・アントネッリがポイント計算上、いつ王座獲得を確定できるかについて語るなかで、次のように述べた。
「現時点ではカタールとアブダビが開催される予定で、皆もそう言っています。ですから、私たちは残り4戦ではなく6戦に備えなければならないと思います」
■発言当時も緊迫していた中東情勢
ウォルフ代表が発言した当時も、中東では緊張が高まっていた。サウジアラビアの首都リヤドにあるキング・ハリド国際空港は、10月10~11日に相次いで攻撃を受けた。11日の攻撃では1人が死亡し、11人が負傷したと報じられた。前日の攻撃では、さらに多くの死者が出たとされている。
また、米軍は10月10日、オマーン湾で商用貨物船を攻撃し、航行不能にしたという。米中央軍(CENTCOM)の説明によると、同船は警告を無視し、イランに対する海上封鎖を突破しようとしたとされる。
■最終2戦は公式日程に掲載、イモラも代替開催に備え
F1公式カレンダーには、カタールGPが11月27~29日、最終戦アブダビGPが12月4~6日の日程で掲載されている。シンガポールGP後に残るのは、アメリカ、メキシコ、ブラジル、ラスベガス、カタール、アブダビの6戦だ。
ただし、両GPの開催が確定したわけではない。10月18日付の報道では、F1が中東2戦を予定どおり開催する方針を維持する一方、情勢の変化に備え、イモラでも代替開催に向けた準備が進められていると報じられている。
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