ストロール、16番グリッドから一転ピットレーンスタート!「80グリッド降格」のボルトレートは21番手へ、アロンソは12番手/F1アメリカGP
2026年F1第18戦アメリカGPの決勝に向け、FIAが最終スターティンググリッドを発表した。アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)がポールポジションからスタートし、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)、イザック・ハジャー(レッドブル)が続く。
一方、ランス・ストロール(アストンマーティン・ホンダ)は、パルクフェルメ規則違反により、ピットレーンからのスタートが決定した。PU構成部品の追加使用によるペナルティも科されている。これにより、決勝に出走する22台のうち、21台がスターティンググリッドに並び、ストロールがピットレーンから発進する。
■ストロール、16番グリッドからピットレーンスタートへ
予選18番手だったストロールは、他車のペナルティによって暫定グリッドでは16番手に繰り上がっていた。しかし、FIAの最終発表でピットレーンスタートが確定した。
FIAの裁定文書(文書48)によると、アストンマーティン・ホンダはパルクフェルメ条件下で、FIA技術代表の承認を得ずにストロールのパワーユニット(PU)構成部品5種類を交換した。対象となったのは、内燃エンジン(ICE)、ターボチャージャー(TC)、エネルギーストア(ES)、コントロールエレクトロニクス(PU-CE)、PU補機部品(PU-ANC)だ。これらの追加使用に対し、それぞれ5グリッド、合計25グリッド降格のペナルティが科された。さらに、チームはパルクフェルメ条件下で承認を得ずにサスペンションのセットアップを変更し、規定の作業時間を超えてマシンの作業を続けていた。
FIAはこれらの規則違反を認定し、ストロールにピットレーンスタートを義務付けた。
■「80グリッド降格」のボルトレートは21番グリッド
ガブリエル・ボルトレート(アウディ)は、PU構成部品の追加使用により、合計80グリッド降格のペナルティを受けた。出走台数は22台だが、複数のPU構成部品の追加使用に伴うペナルティが累積した結果、FIAの公式文書には「80グリッド降格」と明記されている。ボルトレートは暫定グリッドで最後尾の22番手だったが、ストロールがピットレーンスタートに変更されたことで、最終グリッドでは21番手となった。グリッドに並ぶマシンの中では、引き続き最後尾となる。
また、アービッド・リンドブラッド(レーシングブルズ)は5グリッド降格で14番グリッド、フランコ・コラピント(アルピーヌ)は10グリッド降格で20番グリッドからスタートする。いずれもPU構成部品の追加使用によるペナルティだ。
■アロンソは12番グリッド、アントネッリがポールから初王座を狙う
フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン・ホンダ)は、予選15番手から繰り上がった12番グリッドからスタートする。
フロントローにはアントネッリとフェルスタッペンが並び、2列目にはハジャーとシャルル・ルクレール(フェラーリ)が続く。アントネッリは今大会で初のF1ワールドチャンピオンに輝く可能性がある。タイトル確定には自身の優勝に加え、チームメイトのジョージ・ラッセルが9位以下、ルイス・ハミルトン(フェラーリ)が5位以下でフィニッシュする必要がある。
■2026年F1アメリカGP決勝・最終スターティンググリッド
5グリッド降格
10グリッド降格
80グリッド降格
14番グリッド:アービッド・リンドブラッド(5グリッド降格/PU構成部品の追加使用)
20番グリッド:フランコ・コラピント(10グリッド降格/PU構成部品の追加使用)
21番グリッド:ガブリエル・ボルトレート(80グリッド降格/PU構成部品の追加使用)
ピットレーンスタート:ランス・ストロール(パルクフェルメ条件下でのマシン変更およびPU構成部品の追加使用)


