「ローソンよりツォロフを」マルコ博士、2027年F1シート交代を提言 ラルフも若手の参戦機会確保を訴え

2026年10月25日(日)12:08 pm

記事要約


・マルコ博士、2027年レーシングブルズのシートにローソンよりツォロフを推薦

・ローソンは今季好調も来季の去就は不透明、他チームへの移籍の可能性にも言及

・ラルフ・シューマッハ、ベテランの長期参戦が若手のF1昇格を妨げると警鐘


レッドブルF1の元アドバイザー、ヘルムート・マルコ博士が、2027年のレーシングブルズでリアム・ローソンに代わり、ニコラ・ツォロフを起用すべきだとの考えを示した。

■マルコ博士、ローソンよりツォロフの起用を支持

レッドブルの若手ドライバー育成を長年率いてきたマルコ博士は、これまで成功を収めてきた育成方針を今後も貫くべきだと考えている。

マルコ博士は、オーストリア紙『Kronen Zeitung(クローネン・ツァイトゥング)』に対し、レッドブルの共同創業者ディートリッヒ・マテシッツが掲げた理念への賛同を示した。

「私はマテシッツの言葉に賛成です。『私たちはスターを買うのではなく、育てるのです』。私たちは常に、自分たちが育てたドライバーでグランプリに勝つことを目指してきました。いくつかの例外はありましたが、このシステムはうまく機能してきました」

レーシングブルズが2027年のドライバーをまだ決めていないなか、マルコ博士の考えは明確だ。
「この哲学を貫くのであれば、レーシングブルズでリアム・ローソンとニコラ・ツォロフのどちらを起用するかという難しい判断も、ツォロフに有利な結論になるはずです」

■ローソン、今季好調も来季の去就は不透明

一方、24歳のローソンは2026年シーズンに好調な走りを見せている。それでも、2027年の去就は決まっていないと認めた。
「来年どうなるのか、僕には分かりません」

ローソンは、レッドブル陣営への忠誠心よりも、他チームで勝利を目指す機会を優先する可能性も示唆した。

「僕たちの目標は勝つことです。もっと勝てる可能性の高いチームに移れるのであれば、当然、それが僕たちの選ぶべき道になります。レッドブルについて言えば、過去にも何度も、必ずしも勝てる可能性だけを基準にドライバーを選ぶわけではないことを示してきたと思います」

ただし、ローソンが今集中しているのは、今季を好成績で締めくくることだ。
「今年の前半戦は本当に好調でした。僕たちはコンストラクターズランキング5位争いの真っただ中にいます。だから、今はそこに集中しています」

■ラルフ・シューマッハ、ベテランの長期参戦に警鐘

元F1ドライバーのラルフ・シューマッハも、若手にF1参戦の機会を与え続ける必要があると主張した。

シューマッハは、フェルナンド・アロンソやルイス・ハミルトンのようなベテランがいつまでもシートを占め続けるのではなく、次世代の才能がF1に昇格できる環境を維持すべきだと訴えた。

「アンドレア・キミ・アントネッリやマックス・フェルスタッペンは、何歳でF1にデビューしたのでしょうか? もし彼らが45歳まで走り続けるとしたら、事実上、F2を閉鎖しなければならなくなります。若いドライバーが入る余地がなくなってしまいます。私たちはそのことに注意しなければなりません。」

Xでポスト Fbでシェア Googleで優先