元F1ドライバーのラルフ・シューマッハは、イザック・ハジャーの負傷離脱中に代役を務め、好結果を残したリアム・ローソンを残留させるよりも、レッドブルは来季ニコラ・ツォロフをレーシングブルズへ昇格させるべきだと考えている。
ローソンは、ハジャーが手首のけがから回復するまでの3戦にレッドブルから出場し、14ポイントを獲得した。レッドブルF1のローラン・メキース代表は、ローソンのプロ意識とパフォーマンスを高く評価している。
しかしシューマッハは、ハジャーの2027年残留が決まったことに、レッドブルによる両者の評価が表れているとみている。
「こうした入れ替えを見ても、ローソンは今年、確かに良い仕事をしましたが、期待されていた特別な何かを示すことはできませんでした。だから、レッドブルにいるのはローソンではなく、ハジャーなのです」
ローソンはレーシングブルズ復帰後に調子を取り戻し、コンスタントにポイントを獲得している。それでもシューマッハは、若手を育成するチームとして、次の人材に目を向けるべきだと考えている。
「ここはジュニアチームであり、そのために存在しているチームです」と、シューマッハはドイツのテレビ局『Sky Deutschland(スカイ・ドイツ)』に語った。 F1 - メディア
「ローソンは長くここにいて、チームに戻ってきましたし、それにふさわしい働きもしています。しかし、次のスーパースターに目を向けるなら、今こそラインアップを変える必要があります」
シューマッハが起用を推すのは、19歳のツォロフだ。
「長期的に見れば、次の人材が必要になります。マックス・フェルスタッペンは2030年までチームにいます。ツォロフは有望な才能です。若いドライバーに機会を与えなければなりません」
また、アービッド・リンドブラッドについては、来季のレーシングブルズで、より経験のある側としての役割を担えるとみている。
「リンドブラッドなら任せられます。来年はチームで、より経験のある役割を担えるでしょう」
リンドブラッドの将来性も、ローソンより高く評価した。
「全体的に見て、リンドブラッドはすでにローソンより少し強いと思います。私が思う彼の強みは、コースに出るとすぐに速さを発揮できることです。しかも、まだ1年目です。これからさらに伸びていくことが見込めます」
一方、パドックでは、レッドブルが来季もレーシングブルズでローソンとリンドブラッドを起用し、ツォロフを日本のスーパーフォーミュラに送り込んで、さらに1年経験を積ませる案も取り沙汰されている。
メキース代表はバクーで、ツォロフの成長を高く評価した。
「ニコラは非常に力強いシーズンを送っています。F2選手権をリードしており、コース上での走りだけでなく、ミルトン・キーンズで私たちと取り組んでいるシミュレーター作業を見ても、彼が見せている成長には非常に満足しています」
そのうえで、来季の進路を決める時間はまだあると語った。
「来年どうするかを決める時間はまだあると考えています。いずれにしても、私たちはニコラを長期的な視点で見ています。私たちにとって重要なのは、彼が持つポテンシャルをすべて引き出せるよう、適切な環境に置くことです。」
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