レッドブル陣営の2027年のドライバー体制が、徐々に固まりつつある。手首の負傷で欠場が続いているイザック・ハジャーは、マックス・フェルスタッペンのチームメイトとして残留する見通しだ。一方、ハジャーの代役として好成績を残したリアム・ローソンも、レーシングブルズに残留する可能性が高まっている。
関係者からは、ドライバー契約の発表が近いとの情報がすでに出ている。ハジャーは手首の負傷により、オランダGP、イタリアGP、スペインGPの3戦を欠場したものの、依然としてレッドブルが長期的に起用するドライバーとして有力視されている。
元レッドブルドライバーのロバート・ドーンボスは、ポッドキャスト『Pit Talk(ピット・トーク)』で、ハジャーの代役を務めたローソンが好成績を残しても、その評価は変わらないとの見方を示した。
「イザックがレッドブルの本命であることに疑いはないと思います。今季前半の走りだけでも、私がそう確信するには十分でした」
一方、ドーンボスは、2025年序盤にわずか2戦でレッドブルのシートを失ったローソンについても、今回の代役起用で実力を証明したと考えている。
「リアムには、自分の力を証明するための十分な時間が与えられていなかったと私は思います」
ローソンは、ハジャーの代役として出場したオランダGPで7位、スペインGPでは6位に入った。
レッドブルF1のローラン・メキース代表も、ローソンが再びレッドブルのマシンに乗り、短期間で適応したことを高く評価している。
「彼は非常にいい仕事をしたと思います。異なるチーム、異なるマシンに乗り換えることがどれほど難しいかは、私たち全員が分かっています。その中で、彼は私たちが期待していた以上にうまく対応したと思います」
さらにメキース代表は、ローソンについて「ドライバーとしてさらに成長した」とし、現在は「マシンの中で非常に落ち着いていて、とても集中している」と評した。
こうした活躍を受け、ローソンが2027年もレッドブル陣営に残るとの見方が強まっている。最も可能性が高いとみられるのは、レーシングブルズに残留し、アービッド・リンドブラッドとコンビを組む形だ。
より大きな焦点となっているのが、ニコラ・ツォロフの処遇だ。
F2で好調なシーズンを送り、レッドブル内部での評価も高まっている。しかしパドックでは、ブルガリア出身のツォロフがF1のレギュラーシートを獲得するまで、さらに1年待つ可能性があるとの臆測が広がっている。
現在、選択肢のひとつとして取り沙汰されているのが、2027年に角田裕毅に代わってF1リザーブドライバーを務めながら、日本のスーパーフォーミュラに1シーズン参戦するというプランだ。
角田は現在、レッドブルとレーシングブルズのF1リザーブドライバーを務めており、ツォロフが2027年にその役割を引き継ぐ可能性がある。
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