レッドブルF1の次世代シート争いが本格化 ローソン残留へ前進、F2首位ツォロフは初テストで690km走破 

2026年08月30日(日)17:00 pm

記事要約


・ローソンは好パフォーマンスで立場を強め、2027年の残留が有力

・F2首位のツォロフがイモラで初のF1テストを行い、690kmを走破

・レーシングブルズはローソンとリンドブラッドの継続起用が有力


レッドブル育成ドライバーのニコラ・ツォロフが初のF1テストを終えた一方、リアム・ローソンは2027年もアービッド・リンドブラッドとともにレーシングブルズのシートを維持する可能性が高まっている。

ローソンはシーズン序盤、シートを失う可能性があるとみられていた。しかし、ザントフォールトでレッドブルのイザック・ハジャーの代役を務めた際の印象的な走りを含む好パフォーマンスにより、その立場を強固なものにしている。

レーシングブルズF1のピーター・バイエルCEOはすでに、決断を急ぐ必要はないとの考えを示していた。

■バイエルCEO「決断を急いでいない」

「リアムとアービッドの2人にも、その仕事ぶりにも非常に満足しています」と、バイエルCEOはザントフォールトで語った。

「ですから、決断を急いではいません。ジュニアプログラムには、将来有望なドライバーがそろっています」

ツォロフについて具体的に質問された際にも、バイエルCEOは前向きな評価を示した。

「アービッドとリアムは、どちらも素晴らしい仕事をしています。リアムは現在、ドライバーズランキングで9位につけていると思いますし、予選でも決勝でも素晴らしい速さを見せています」

「ニコラについても同様で、F2で本当に素晴らしい仕事をしています」

■F2首位ツォロフ、イモラで初のF1テスト

その育成プログラムは木曜日、ツォロフがイモラで2025年型マシンを走らせ、初めてF1マシンをドライブしたことで新たな段階に進んだ。

F2選手権首位のツォロフは、旧型車を使用するTPC(Testing of Previous Cars)プログラムで690kmを走破した。

「すべての周回を本当に楽しみました。ついにこの機会を得られたことが、自分にとって何を意味するのかを言葉で表すのは難しいです」とツォロフは語った。

「これまでの人生を通じて、この瞬間を目指して努力してきました。ですから、ついに経験できたことは、本当に信じられないほど素晴らしいです」

レーシングブルズF1のアラン・パーメイン代表は、ブルガリア出身のツォロフが素早く順応したことを高く評価した。

「彼はマシンに素早く順応し、初めてF1マシンをドライブするドライバーに求められる冷静さを示しました。今回の走行は、チームがジュニアドライバーのために実施している継続的な育成計画の一環です」

■ローソンとリンドブラッドが2027年の有力候補

現時点では、ローソンとリンドブラッドが2027年のレーシングブルズのシートを獲得する有力候補となっている。一方、角田裕毅(レッドブルリザーブドライバー)のインディカー転向が取り沙汰されるなか、ツォロフはリザーブ兼開発ドライバーを務める可能性が高いとみられている。

ドライバー市場では、アルピーヌが2027年に向けてフランコ・コラピントの残留を決定し、ピエール・ガスリーとのラインアップを固めた。

「これでドライバーに関する体制は固まりました」とフラビオ・ブリアトーレは語った。

「フランコはF1にふさわしいドライバーであり、このチームにふさわしい存在です。」


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