レッドブル育成ドライバーのニコラ・ツォロフが初のF1テストを終えた一方、リアム・ローソンは2027年もアービッド・リンドブラッドとともにレーシングブルズのシートを維持する可能性が高まっている。
ローソンはシーズン序盤、シートを失う可能性があるとみられていた。しかし、ザントフォールトでレッドブルのイザック・ハジャーの代役を務めた際の印象的な走りを含む好パフォーマンスにより、その立場を強固なものにしている。
レーシングブルズF1のピーター・バイエルCEOはすでに、決断を急ぐ必要はないとの考えを示していた。
「リアムとアービッドの2人にも、その仕事ぶりにも非常に満足しています」と、バイエルCEOはザントフォールトで語った。
「ですから、決断を急いではいません。ジュニアプログラムには、将来有望なドライバーがそろっています」
ツォロフについて具体的に質問された際にも、バイエルCEOは前向きな評価を示した。
「アービッドとリアムは、どちらも素晴らしい仕事をしています。リアムは現在、ドライバーズランキングで9位につけていると思いますし、予選でも決勝でも素晴らしい速さを見せています」
「ニコラについても同様で、F2で本当に素晴らしい仕事をしています」
その育成プログラムは木曜日、ツォロフがイモラで2025年型マシンを走らせ、初めてF1マシンをドライブしたことで新たな段階に進んだ。
F2選手権首位のツォロフは、旧型車を使用するTPC(Testing of Previous Cars)プログラムで690kmを走破した。
「すべての周回を本当に楽しみました。ついにこの機会を得られたことが、自分にとって何を意味するのかを言葉で表すのは難しいです」とツォロフは語った。
「これまでの人生を通じて、この瞬間を目指して努力してきました。ですから、ついに経験できたことは、本当に信じられないほど素晴らしいです」
レーシングブルズF1のアラン・パーメイン代表は、ブルガリア出身のツォロフが素早く順応したことを高く評価した。
「彼はマシンに素早く順応し、初めてF1マシンをドライブするドライバーに求められる冷静さを示しました。今回の走行は、チームがジュニアドライバーのために実施している継続的な育成計画の一環です」
現時点では、ローソンとリンドブラッドが2027年のレーシングブルズのシートを獲得する有力候補となっている。一方、角田裕毅(レッドブルリザーブドライバー)のインディカー転向が取り沙汰されるなか、ツォロフはリザーブ兼開発ドライバーを務める可能性が高いとみられている。
ドライバー市場では、アルピーヌが2027年に向けてフランコ・コラピントの残留を決定し、ピエール・ガスリーとのラインアップを固めた。
「これでドライバーに関する体制は固まりました」とフラビオ・ブリアトーレは語った。
「フランコはF1にふさわしいドライバーであり、このチームにふさわしい存在です。」
TopNewsをフォロー・購読