「F1の公正性を壊している」コラピントのスポンサー、オランダGPのペナルティを痛烈批判

2026年08月28日(金)5:00 am

記事要約


・コラピント、オランダGPでイエローフラッグ違反により2度のペナルティ

・メインスポンサー幹部、FIAスチュワードの判断がレース結果に影響していると指摘

・アルピーヌ、処分は「厳しい」としつつ規則に沿った適用と認識


フランコ・コラピントが再び論争の中心に立っている。今回は、メインスポンサーの幹部がFIAスチュワードを公然と批判し、「F1の公正性を壊している」と主張した。

■コラピント「もっと柔軟であるべき」

アルピーヌのコラピントはオランダGPで、イエローフラッグ違反により2度のペナルティを科された。

そのうち1つは、決勝1周目にマックス・フェルスタッペンがクラッシュした際、イエローフラッグ下で角田裕毅を追い越したことによるドライブスルーペナルティだった。

コラピントは、スチュワードには状況を踏まえて何が最も安全なのかを判断する「判断力」が欠けていたと主張した。

「ルールが定められているとはいえ、もっと柔軟であるべきだと思います。何がより安全で、何が少し危険なのかを理解して判断する必要もあると思います。それが彼らの仕事ですが、少し柔軟に対応し、状況を理解することも彼らの仕事だと思います」

■スポンサー幹部、FIAスチュワードの対応に強い不満

その後、メルカド・リブレの最高マーケティング責任者(CMO)ショーン・サマーズは、SNS上でFIAスチュワードをさらに厳しく批判した。

「FIAのスチュワードはF1の公正性を壊している。今シーズン、彼らはひどい仕事をしており、レース結果にまで影響を与えている。無能なのか? 不誠実なのか? それとも両方か? この組織の文化には、何か深刻な問題がある」

■アルピーヌはFIAへの信頼を強調

この発言を受け、アルピーヌはサマーズの批判とは距離を置きつつ、ペナルティ自体は厳しかったとの見方を示した。

チームは声明で次のように述べた。

「私たちは、こうしたルールの運用や、レース中の競技上のペナルティの適用について、FIAとスチュワードを全面的に信頼しています。オランダGP序盤のイエローフラッグ違反に対して科されたペナルティは、確かに厳しいものだったと考えています。しかし、規則に照らせばこの処分に該当し、すべての競技者に対して一貫して適用されたことも認識しています」

■夏休み中の盗難をめぐるSNS投稿も物議

コラピントがここ数週間でコース外でも物議を醸したのは、今回が初めてではない。

夏休み中には、ミラノのレストランで食事をしている間に車内を荒らされ、パスポート、財布、衣類を盗まれる被害に遭った。コラピントは、その店のカルボナーラを高く評価していた。

しかし、注目を集めたのは盗難そのものではなく、その後のコラピントの反応だった。当初、SNSに次のように書き込んでいた。

「イタリア人がラテン系の僕から何もかも盗むなんて、誰が想像しただろう?」

その後、批判を受けて「イタリア人」を「ヨーロッパ人」に変更し、最終的には投稿自体を削除した。

アルピーヌは、コラピントとの契約延長を発表し、2027年もピエール・ガスリーとの現行ドライバーラインアップを継続することを明らかにした。


【関連記事】
FIA、ロシア・ベラルーシ勢への制限をほぼ全面解除 国旗・国歌が復活、残る禁止措置は
FIA、物議の「マカレナ」ウイングを禁止せず 安全審査で焦点となったリスクとは
コラピント、ガスリー車だけの大型アップデートに複雑 効果大なら「少しつらい週末」
アロンソがアルピーヌF1復帰なら移籍ドミノか サインツとコラピントの去就は?
【F1オランダGP】フェルスタッペン、最後の母国戦は1周目クラッシュ「足をすくわれた」ファンへ感謝
前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >