アストンマーティンは、ホンダの最新エンジンアップグレードがザントフォールトで投入され、フェルナンド・アロンソが2027年もレースを続けるかどうかについて協議を始めるなか、新たな有力者を株主構成に迎えた。
駐英米国大使を務め、スポーツ投資でも豊富な経験を持つロバート・ウッド・ジョンソンが、F1チームの戦略的な少数株式を取得。直ちに取締役会に加わり、副会長に就任した。
チームオーナーのローレンス・ストロールは、次のように述べた。
「彼の経験、情熱、投資によって、競争力向上に向けた次の段階へ進む我々の立場はさらに強化されます」
競技面では、その次の段階がF1オランダGP、ホンダのアップグレード版パワーユニットとともに始まる。
ホンダF1の折原伸太郎チーフエンジニアは、木曜日のメディアセッションにリラックスした様子で登場し、次のように書かれたボードを掲げた。
「何でも聞いてください……ただし、kWとラップタイム以外で。いい試みですけどね」
折原チーフエンジニアは記者団に対し、次のように語った。
「ここで我々のアプローチが正しいことをコース上で確認できれば、ある程度の自信につながります」
「そのため、今回の追加パワーがオランダでどのように機能するのかを確認することは、我々にとって非常に重要です。純粋なパフォーマンスだけでなく、マシンの扱いやすさという点でも確認する必要があります。その後については、2027年と2028年に向けた開発計画がありますが、その時点での目標についてはお話しできません」
「ライバルたちを一歩ずつ追い越していきたいです」
今回のエンジンアップグレードは、夏休み前に投入されたアストンマーティンのBスペック・シャシーに続くものとなる。一方、もうひとつの大きな焦点となっているのが、アロンソの将来だ。
スペイン紙『Marca(マルカ)』は、新たな2年契約を結ぶ可能性があると報じている。その一方で、45歳のアロンソが非常に高額な報酬を要求しているとの噂も出ている。
しかし、ザントフォールトでアロンソは自身の去就について明言を避けた。
「今のレギュレーションが最高だとは思いませんし、マシンも最も楽しいものではありません。それでも、F1は僕の人生であり、これからもそうあり続けます。僕はドライバーであれ別の役割であれ、長期にわたってこのチームとともにいます。来年誰がドライブするのか、あるいは僕があと1年走るのか、3年走るのかという問題ではありません」
「チームに何が必要なのか、ローレンスとエイドリアンに相談します。彼らが僕にドライブしてほしいと考えるなら、それを検討しますし、喜んで引き受けます。別の立場の方が役に立てるのであれば、それも検討しますし、喜んで引き受けます」
ただし、アロンソは自身にとって3度目のドライバーズタイトル獲得が「究極の夢」であることを認めた。
アストンマーティンの幹部であるマイク・クラックは、チームがアロンソに引き続きドライバーとして残ってほしいと考えていることを明らかにした。
「交渉は数カ月前から続いています。現在はフェルナンドの決断を待っており、その内容に基づいて対応します。我々の立場は一貫して変わっていません。フェルナンドとの協力関係を継続したいと考えています。以前にもお話しした通り、我々は合意に達することができるとかなり自信を持っています。」
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