フェルナンド・アロンソは、アストンマーティンでの自身の将来について、チームオーナーのローレンス・ストロールと話し合うことを明らかにした。
45歳のアロンソは以前、夏ごろに今後について決断する考えを示していたが、現時点では明確な期限を設けていないという。
一方、アストンマーティンはオランダGPで、ホンダのスペック2パワーユニット(PU)を含む大幅な改良を投入。性能面では前進が見られたものの、スプリント予選ではドライバビリティやアクティブエアロに問題が生じた。
アロンソは、自身の去就について話し合う時期が近づいていることを認めた。
「休暇から戻ってきたばかりなので、これから数日、あるいは数週間で状況がどう進むかを見ていきます。ローレンスが今週末ここにいるので、一緒に昼食を取り、コーヒーを飲む予定です」
次戦イタリアGPが行われるモンツァや、アストンマーティンF1のファクトリーで、チーム代表のエイドリアン・ニューウェイを交えて話し合いを続ける可能性もあるという。
アロンソは、スペインGPが開催されるマドリードのコースをシミュレーターで走るため、再びファクトリーを訪れる予定だ。
「マドリードのコースをシミュレーターで練習するために、またファクトリーへ行かなければなりません。そのときにローレンスかエイドリアンがいれば、そこで話すかもしれません。おそらく今後数週間のうちになるでしょう」
アロンソの将来をめぐる協議が近づくなか、アストンマーティンは新たなパッケージへの理解を深める作業も進めている。
ホンダはオランダGPで新しいスペック2のPUを投入し、従来のスペック1から性能が向上したことを確認した。
しかし、アロンソによれば、スプリント予選ではドライバビリティに関する複数の問題が明らかになったという。
「ハンドリングの問題でした。ストレートではエンジンの出力が大きく、必要以上にパワーが供給されているような状態だったため、マシンを減速させるのが難しかったです」
さらに、前後のウイングを動かして空力特性を変化させるアクティブエアロにも不具合が発生。アロンソはスプリント予選を最下位で終えた。
それでもアロンソは、新たなパッケージについては前進だと評価している。ただし、まだ十分に理解できていない段階だという。
「前進ではありますが、まだ初期段階です。これに取り組み始めてからそれほど時間がたっていませんし、全体としてまだ少し煮詰め切れていない部分があるのだと思います。それに、今回はスプリントのある週末なので、ほかのグランプリのようにフリー走行が3回あるわけではありません。予選に臨むまでに、パッケージを十分に仕上げることができないのです」
ホンダF1のトラックサイド・ゼネラルマネージャー兼チーフエンジニアを務める折原伸太郎氏は、スペック2の初走行を振り返り、性能面での進歩と今後の課題を説明した。
「今回初めてスペック2のパワーユニットを投入し、今日の走行ではスペック1からの性能向上を確認することができました。一方で、特にドライバビリティに関するデータ設定については、まだ改善できる部分があることも分かりました」
新PUの性能を十分に引き出すため、今後はドライバビリティの改善に向けた調整が課題となる。
TopNewsをフォロー・購読