アブダビGPの主催者は、F1シーズン終盤に予定されているカタールGPとアブダビGPをめぐる不透明感が続くなか、アブダビのヤス・マリーナでの最終戦は予定通り開催されるとの姿勢を強調した。
F1のステファノ・ドメニカリCEOはこれまで、中東情勢がさらに悪化した場合、カタールGPとアブダビGPの開催可否をめぐる決定が9月中旬以降までずれ込む可能性があると語っていた。しかし、アラブ首長国連邦メディアの『Gulf News(ガルフ・ニュース)』の取材では、より明確な姿勢を示した。
「カレンダーは確定しています。アブダビではまだチケットが少し残っていますが、私たちは年初に約束したカレンダーを実施することに集中しています」
アブダビ文化観光局のサウード・アブドゥルアジズ・アル・ホサニ次官も、このイベントの重要性を強調した。
「スリリングなシーズンの締めくくりに、世界中のF1ファンを再びお迎えできることを楽しみにしています」
アブダビでは2009年からF1が開催されており、現在ではグランプリを中心に、ヤス島で観光やホスピタリティ、エンターテインメントなど幅広い取り組みが展開されている。
一方、こうした不透明感から、中東情勢が悪化した場合には、欧州で代替レースを開催する可能性も取り沙汰されている。最後のオランダGPを終えたばかりのザントフォールトも、2027年以降、緊急時の代替開催地となり得る候補のひとつとして名前が挙がっている。
この可能性について聞かれたマックス・フェルスタッペンは、次のように答えた。
「知らないよ。僕がどうやって知るっていうの?」
一方、オランダGPの元スポーティングディレクターであるヤン・ラマースは、将来の復帰について、より前向きな見方を示した。ザントフォールトがいつかF1カレンダーに復帰する可能性について聞かれると、次のように語った。
「それにはしばらく時間がかかるでしょうが、施設は整っています。私たちは、このようなイベントなら3カ月から4カ月ほどで準備できます。次の開催まで、また36年もかかるとは思いません。」
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