最後のF1オランダGPで交通大混乱 数千人がスプリントに間に合わず、ドメニカリCEO将来の復活には含み
ザントフォールトで最後の開催を迎えたF1オランダGPは、大規模な交通混乱に見舞われた。チケットが完売するなか、数千人の観客がサーキットへの移動に苦労した。
■列車の故障と混雑で数千人がスプリントに間に合わず
自動車でのアクセスが厳しく制限されているため、多くのファンがアムステルダムからの列車を利用している。通常は数分間隔で運行され、1時間あたり最大約1万人をザントフォールト方面へ輸送している。
しかし、土曜日は早朝から列車の技術的なトラブルと混雑によって、運行が大きく乱れた。
ドイツ紙『Bild(ビルト)』によると、アムステルダム中央駅付近で列車が故障した。その後の列車にも問題が発生し、長い列ができたほか、すでに満員だった一部の列車から乗客が降ろされる事態となった。
その結果、数千人のファンが早めに出発したにもかかわらず、スプリントの開始に間に合わず、その一部を見逃した。
アムステルダム・スローテルダイク駅とハールレム駅でも混乱が報告され、一部の列車は、それ以上乗車できないほど混雑していた。この週末が当面の間、ザントフォールトで開催される最後のF1イベントとなるだけに、交通混乱はファンにとって特に大きな痛手となった。
土曜日と日曜日のチケットは完売し、一部の週末通し券は最高850ユーロ(約15万8,000円)で販売されていた。
※1ユーロ=約185.66円(2026年8月21日時点の為替レート)で換算。850ユーロは約15万8,000円
■ドメニカリCEO「この瞬間を楽しみましょう」
それでも、F1のステファノ・ドメニカリCEOは、最後の開催について前向きな姿勢を示した。
「とてもいい気分です」とドメニカリCEOは『Viaplay』に語った。
「通常であれば、5回半の開催を終えた段階で、とても悲しい気持ちになるでしょう。しかし、そうではありません。皆さんが私たちに、前向きでいることを教えてくれました。最後の開催ですから、この瞬間を楽しみましょう。ただし、『絶対にない』とは決して言うべきではありません」
■政府支援なし 開催終了は財政面の判断
オランダGPの元スポーティングディレクターであるヤン・ラマースによると、開催終了の判断はマックス・フェルスタッペンの将来とは関係なく、最終的には財政上の理由によるものだった。
「マックスが将来何をするかは、この判断に何の影響も与えません」とラマースは『Radio 538』に語った。
「私たちには政府からの支援がありません。そのため、民間事業者として、自らの責任とリスクで契約書に署名しなければならないのです。」
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