ウォルフ「2、3年後に何が起きるか見てみよう」 フェルスタッペン獲得に含み
メルセデスF1のトト・ウォルフ代表は、マックス・フェルスタッペンがレッドブル残留を選んだのは理にかなった決断だとしながらも、将来的に再び獲得へ動く可能性を否定しなかった。
ウォルフ代表はザントフォールトでオランダメディアの取材に応じ、フェルスタッペンが2030年末までの新契約を結んだことに対し、当初歯切れの悪い反応を示した理由を詳しく説明した。
■ウォルフ代表「2、3年後に何が起きるか」
「マックスがレッドブルに残るのは、実際のところ理にかなっていると思いました」とウォルフ代表はオランダGP開催の土曜日に語った。
「今は、2、3年後に何が起きるかを見てみましょう。契約が再び切れる頃に、誰が最も高いパフォーマンスを見せているのかということです」
ウォルフ代表によると、今回の状況は昨年とは大きく異なる。昨年は、メルセデスとフェルスタッペンの双方が、将来的に組む可能性を公に探っていたという。
「かなり早い段階で、ジョージとキミとともに続けていくことが、私たちにとって正しい決断だと感じていました。昨年とはまったく異なる状況です。当時は、両者が一緒にやっていけるかどうかを探っていました」
■GT活動で続くメルセデスとのつながり
それでもフェルスタッペンは、拡大を続ける自身のGT活動を通じて、メルセデスとのつながりを維持している。ウォルフ代表は、その点を楽しそうに強調した。
「F1のレースには、とても広いランオフエリアがあります。本物のレースとは、ほかの150台と競いながら走ることです」とウォルフ代表はザントフォールトで語った。
「あれこそ、本当のヒーローたちが挑むレースです」
■サルデーニャ島での再会は「ただ泳いでいただけ」
ウォルフ代表はまた、夏休みにサルデーニャ島でフェルスタッペンと再び会い、大きな話題となった件にも言及した。
「私たちは、ただ泳いでいただけです」と笑みを浮かべた。
「ここ数年で、特定のこと、特に競争に関わることは話題にしないという、良い関係を築けたと思います」
ウォルフ代表は、フェルスタッペン本人、その父ヨス・フェルスタッペン、マネージャーのレイモンド・フェルミューレンとの関係について、こう続けた。
「レイモンド、ヨス、マックスは、妻のスージーと私と同じ考え方や哲学を持っています。私たちは、いつも話が弾みます。ただし、彼がどうすべきか、あるいは私がどうすべきかという話はしていません」
■ウォルフ代表「トップチームは再びタイトルを争う」
ウォルフ代表はまた、現行レギュレーションが長く続き、成熟していくほど、従来のトップチームの実力差は縮まるとみている。そのため、フェルスタッペンがレッドブル残留を決めたのは正しかったとの考えだ。
「同じレギュレーションが長く続くほど、従来のトップチームであるマクラーレン、フェラーリ、私たち、そしてレッドブルが、再びタイトルや優勝を争うようになるでしょう。」
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