ホンダの2027年型F1エンジンはすでに試験中 アロンソは来季に自信

2026年11月06日(金)18:30 pm

記事要約


・アロンソ、ホンダが2027年型F1エンジンを試験中と明かす

・メキシコシティGPではPUトラブルでリタイアも、来季のマシン開発に自信

・2027年は圧縮比の測定を130℃に一本化、上限は16.0対1


■ホンダはまったく新しいエンジンをベンチテスト中

アストンマーティンのフェルナンド・アロンソは、ホンダが2027年に向けたまったく新しいF1エンジンを、すでにダイナモ(エンジン試験装置)で試験していると明かした。

メキシコシティGP決勝ではパワーユニット(PU)のトラブルでリタイアしたものの、来季のマシン開発には自信を示している。

スペイン紙『Mundo Deportivo(ムンド・デポルティーボ)』によると、2度のF1世界王者に輝いたアロンソは、メキシコで各国メディアの取材に応じ、ホンダの開発状況について次のように語った。

「エンジン部門は問題や課題を把握しています。まったく新しいプロジェクトなので、ダイナモでまったく新しいエンジンを試験しています」

ホンダは2027年の開幕に向けてPUの大幅な改良を計画しており、シーズン半ばにもさらなる性能向上を見込んでいる。

■シャシー開発にも手応え、今週末は標高への対応が課題

アロンソは、エンジンに加え、シャシーの開発にも手応えを示した。

「来年には期待していますし、自信もあります。繰り返しますが、まったく新しいマシンになります。シャシーも正しい方向に進んでいます」

「僕たちはみんな来年に大きな期待を寄せています。多くの課題を解決できると確信しています」

一方、今週末のサンパウロGPに向けては、開催地の標高に合わせた対応が必要になる。ホンダF1のトラックサイド・ゼネラルマネージャー兼チーフエンジニアを務める折原伸太郎は、次のように説明した。

「インテルラゴス・サーキットも標高が高く、メキシコほどシビアな環境ではないものの、パワーユニットへの影響を考慮して最適化を行う必要があります」

■2027年の圧縮比検査は130℃での測定に一本化

2027年のエンジン規則を巡っては、スペイン紙『Marca(マルカ)』が、FIA(国際自動車連盟)による圧縮比検査用の新たな燃焼室内センサー導入説を否定した。

FIAの2027年F1技術規則では、エンジン温度が130℃の状態で幾何学的圧縮比を測定し、その上限を16.0対1と定めている。常温と130℃の両方で測定するのは2026年6月1日から同年末までで、2027年からは130℃での測定に一本化される。

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