ラッセルはハミルトンほど長くF1で走れるのか ラルフ・シューマッハが疑問、比較にも苦言
■ラッセルの不振を厳しく評価
元F1ドライバーのラルフ・シューマッハは、ジョージ・ラッセルの今季のパフォーマンスを厳しく評価し、ルイス・ハミルトンほど長くF1で走り続けられるのか疑問を呈した。
シューマッハは、ドイツのテレビ局『Sky Deutschland(スカイ・ドイツ)』に対し、アンドレア・キミ・アントネッリが世界王者に輝いた一方、メルセデスのチームメイトであるラッセルは今季、大いに苦しんでいるとの見方を示した。
「ラッセルはミスが多すぎます。チームメイトより遅く、今やドライバーズ選手権2位も逃しそうです。今のラッセルは何もかもうまくいっていません。つらい思いをし、自分自身を恥じているのです」
■ハミルトンとの比較にも苦言
ラッセルはタイトル獲得の最有力候補としてシーズンを迎え、開幕戦オーストラリアGPで優勝した。しかし、今季ここまでの勝利数はアントネッリの9勝に対し、ラッセルは3勝にとどまっている。アントネッリはメキシコシティGPで、4戦を残して王座を確定させた。
ラッセルは先日、フェラーリのハミルトンやアストンマーティンのフェルナンド・アロンソを例に挙げ、今後も長くF1で走り続けられるとの考えを示していた。シューマッハは、この発言にも厳しい見解を示した。
「ハミルトンのように12年後もF1で走っているなどと、彼がなぜ言い出したのか、私にはまったく分かりません。彼が12年後もF1で走っているとは、まず思いません。自分をハミルトンと比較するのも、かなり思い上がったことだと思います。メキシコは彼にとって散々な結果でした」
■アントネッリの将来性を高く評価
一方、シューマッハは、長期的にはアントネッリの方がはるかに有望だとみている。
「私の見方では、マシンが今の競争力を保てば、将来マックス・フェルスタッペンに代わってF1で最高のドライバーになる可能性が最も高いのはキミです。今すぐではありませんが、数年後なら十分にその可能性があります。」




