ミハエル・シューマッハと親交の深いF1中継司会者、家族にも容体を尋ねない理由
■家族にも容体を尋ねず
F1中継で長年司会を務めるフロリアン・ケーニヒは、ミハエル・シューマッハの容体について、家族に対してもあえて尋ねないと語った。
シューマッハの現役時代を通じて親交を深めてきたケーニヒは、ドイツ紙『Bild(ビルト)』のポッドキャスト番組『Phrasenmäher』で、プライバシーを守りたいという家族の意向は、一貫して揺るぎないものだったと説明した。
特に、ミハエルの妻コリーナ・シューマッハの意向を尊重してきたという。
「シューマッハ家は早い段階で、これ以上の情報は公表しないという意向をはっきりと示していました。私は常にその意向、特にコリーナの願いを尊重してきました。今も変わりません」
■個人的に情報を得ても公にはしない姿勢
注目されるのは、ケーニヒが個人的に情報を得ることがあっても、それを公にはしないと示唆した点である。
ミハエルの息子ミック・シューマッハや弟ラルフ・シューマッハにも、容体を尋ねることはないという。
「ミックにもラルフにも、そのほかの誰にも、ミハエルがどうしているのかは尋ねません。何かを知ることがあっても、自分の胸にしまっておきます。シューマッハ家やミハエルとの関係は、私にとってそれほど大切なものだからです」
一方で、F1で7度の世界王者に輝いたミハエルの近況を、ファンが今も切実に知りたいと願う気持ちには理解を示した。
「皆さんが彼の容体を知りたいと思う気持ちは、十分に理解できます。彼を愛していて、彼が皆さんの人生の一部になっているからです」
■ファンにも家族の決断を尊重するよう求める
それでもケーニヒは、世間の関心だけでなく、家族にとって何が大切かを考える必要があると強調した。
「これは、世間の関心だけで決めることではありません。家族にとって何が大切かも考えなければなりません。家族は決断を下しました。私は、その決断でまったく問題ないと思っています。私たちは皆、それを受け入れなければなりません。」




