アロンソの落胆、それでも揺るがぬ覚悟「毎朝、すべてを出し切っています」 ホンダF1と挑む苦境
マイク・クラック(アストンマーティン チーフ・トラックサイド・オフィサー)は、2026年シーズン終盤も苦しみ、メキシコGPでも厳しい週末を過ごしたものの、チームの意欲は失われていないと強調した。
アストンマーティンのフェルナンド・アロンソとランス・ストロールは、メキシコGPでともに序盤にリタイア。2度のF1王者であるアロンソは、マシン自体を評価する一方、ホンダのパワーユニットの信頼性に改めて課題を指摘した。
チーム幹部のクラックは、マシン自体は改善した一方で、信頼性の問題が続く中、士気を維持することが次第に難しくなっていると認めた。
「こうした状況で高いモチベーションを維持するのは、誰にとっても難しいことです。私たちは一年を通して苦戦しており、シーズンのスタートも非常に厳しいものでした。アップグレードを投入し、少し良い結果を得られるようになりましたが、今は信頼性の面で問題を抱えています」
■ブラジルへ「うつむくつもりはありません」
それでもクラックは、ブラジルに向けてチームは諦めていないと語った。
「私たちは、その時々の状況に対応しています。ブラジルではこれまでも良い結果を残してきましたから、意欲はあります。うつむくつもりはありません。新たな挑戦に立ち向かいます」
「全員がベストを尽くし、改善しようという意欲を持っています。彼らのモチベーションに疑いはまったくありません」
メキシコで特に落胆しているように見えたアロンソについても、クラックはこう強調した。
「フェルナンドの意欲を引き出す必要はありません。彼はすでに非常に高いモチベーションを持っています」
■アロンソ「走るたびに、すべてを出し切っています」
2027年に向けて契約を更新したアロンソも、メキシコGP後に同じ姿勢を示した。十分な周回数を重ねられない状況でも、自身の取り組む姿勢は揺るがないと語った。
「走るたびに、どの周回でも、そして毎朝目を覚ますたびに、僕はすべてを出し切っています。すべては、マシンに乗った時に最高のパフォーマンスを発揮するためです。ただ、十分な周回数を重ねることができないのです。」




