ルクレール、娘の誕生で木曜取材を欠席 元フェラーリF1代表は「2つの陣営」を指摘

2026年11月06日(金)16:42 pm

記事要約


・第一子ビアンカ誕生のため木曜の取材対応を欠席

・ベガノビッチがFP1でフェラーリをドライブ

・メキシコシティGPでの攻防とチームの統率に厳しい声


■娘の誕生でモナコへ、木曜の取材対応を欠席

シャルル・ルクレール(フェラーリ)は、メキシコシティGP後、娘ビアンカの誕生に合わせてモナコへ急きょ戻った。インテルラゴスで木曜日に行われる取材対応は欠席した。

ルクレールと妻のアレクサンドラは、インスタグラムで娘の誕生を発表した。ルクレールはレース週末に間に合うよう、ブラジルへ向かっている。

イタリア紙『La Repubblica(ラ・レプッブリカ)』によると、娘の誕生に伴う欠席は木曜日のメディアデーに限られる。同紙は、メキシコシティGPでのルイス・ハミルトンとの接触について「質問は避けられなかったはずだ」と指摘し、「ルクレールにとっては、むしろその方がよいかもしれない」と記した。

■FP1はベガノビッチが担当

ルクレールは予定どおり、フリー走行1回目(FP1)も走行しない。このセッションでは、ディーノ・ベガノビッチがルクレールのマシンをドライブする。

当初はラファエル・カマラの起用が見込まれていたが、エステバン・オコンに代わってハースから出場することが決まり、フェラーリのFP1には参加できなくなった。

■フェラーリのドライバー管理に批判

一方、フェラーリのドライバー管理を巡っては批判が続いている。元フェラーリF1代表のマウリツィオ・アリバベーネは、イタリアの放送局『Sky Italia(スカイ・イタリア)』に対し、メキシコシティGPでルクレールは複数の面でハミルトンに後れを取ったとの見方を示した。

「ルクレールの相手が、豊富な経験を持ち、駆け引きにも長けたハミルトンだったことを忘れてはいけません。決定的な場面で2人ともブレーキングが遅すぎましたが、ルイスは経験を生かしてコース内にとどまり、ルクレールは恥をかきました」

アリバベーネは、フェラーリF1が内部で分裂しているように見えるとも指摘し、フレデリック・バスール代表にチームを統率するよう求めた。

「同じガレージに2人のドライバーがいますが、2つの陣営に分かれているように見えます」

「チーム代表は代表として、ドライバーはドライバーとして振る舞わなければなりません。あなたたちはドライバーであり、フェラーリの従業員です。それに尽きます」

元フェラーリ会長のルカ・ディ・モンテゼモロも、イタリアGPとメキシコシティGPでの出来事について「よく考える必要があります」と述べた。元F1世界王者のニコ・ロズベルグは、バスール代表が介入しなければ「ドライバーたちが自分たちの判断で動くようになるでしょう」と警告した。

イタリアのモータースポーツ誌『Autosprint(オートスプリント)』は「マシンはある。だが、ドライバーもチームもいない」と、さらに厳しく評した。

『Sky Italia』の司会者マーラ・サンジョルジョは、フェラーリのジョン・エルカン会長も不満を抱いていたとの見方を示した。

「バスールはメキシコで2人のドライバーを公然と批判しました。チャンスを逃す場面が相次いでいますし、エルカンもあの光景を見て、決して快くは思わなかったはずです。」

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