エクレストンなしのF1には「大きな落とし穴が待ち構える」とラウダ

2014年03月18日(火)16:36 pm

メルセデスAMGの会長職にあるニキ・ラウダが、もし現在のF1最高責任者であるバーニー・エクレストンがその職からはずれることになれば、F1がその健全性を保つことに苦労するのではないかと憂慮している。

長期にわたってF1最高権威の座に君臨しているエクレストンだが、ドイツで4月から始まる贈賄と汚職に関する刑事裁判で有罪となれば、投獄される可能性もある。

かつて3度F1チャンピオンに輝いた伝説的な元F1ドライバーでもあるラウダは、『Frankfurter Allgemeine Zeitung(フランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトゥング)』紙に、「彼と、その知識なしには、F1は大きな穴の中へ足を踏み外すことになるだろう」と語った。

ラウダによれば、もし83歳となるエクレストンがF1の運営に携わることができなくなれば、F1は「日ごとに」、「非常に困難な状況」を迎えることになるだろうという。

多くの内部関係者が、F1の規模を考えれば、その継承計画がまだ展開できる状態になっていないとは信じがたいと考えている。だが、ラウダは「バーニーをそんなに簡単に交代させられることができるのかどうか、私には分からない」と語った。

ラウダは、これまでエクレストンが何年にもわたってF1のために「完ぺきな仕事」を成し遂げてきたとし、次のように続けた。

「彼はいくつか小さな間違いも犯した。だが、それは我々だって同じだ」

エクレストン自身も、現在は獄中の人となっている元銀行家のゲルハルト・グリブコウスキーに対し、自らの税金問題に関する口封じのために賄賂(わいろ)を贈ったことは間違いだったかもしれないと認めている。

エクレストンは、F1ビジネス記者のクリスチャン・シルトに対して「彼に金を払ったことを後悔している」と語った。

『Express(エクスプレス)』紙には、次のようなエクレストンのコメントが掲載されている。

「彼に(イギリスの)税務当局へ手紙を書かせ、彼の言っていることを証明させるべきだったよ」

「そうしておけばよかったよ。後になって思えばね」

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