ウィリアムズ・レーシングは、ローガン・サージェントに代えて新人のフランコ・コラピントを起用し、今週末のF1イタリアGPからアレックス・アルボンと共に戦うことを発表した。
コラピントはレースナンバー「43」を使用する。
21歳のコラピントはウィリアムズ・レーシング・ドライバー・アカデミーの育成ドライバーで、今年はF2に参戦し、イタリアのイモラで優勝し、スペインとオーストリアのフィーチャーレースで表彰台、さらに7回のポイントを獲得している。今年のF1イギリスGPでは、FP1デビューを果たしている。
コラピントはウィリアムズ・レーシングの歴史で49人目のグランプリドライバーとなり、F1では23年ぶりのアルゼンチン人ドライバーとなる。また、ウィリアムズではカルロス・ロイテマン以来2人目のアルゼンチン人ドライバーとなる。
■サージェントの今後をサポート
なお、ウィリアムズは、過去2シーズンにわたりチームに貢献してきたサージェントにも感謝の意を表明した。
サージェントは36グランプリに出場し、昨年のF1アメリカGPでは、マイケル・アンドレッティ以来、30年ぶりにアメリカ人ドライバーとしてF1ポイントを獲得した。ウィリアムズはファミリーの一員として、サージェントのレースキャリア継続をサポートしていくという。
■フランコ・コラピント(ウィリアムズ)のコメント
「ウィリアムズでF1デビューできることは光栄であり、まさに夢が叶った瞬間だ。
チームには素晴らしい歴史があり、再びトップに返り咲くという使命があり、それに参加できることが待ちきれないよ。
シーズン途中でのF1参戦は大きな学びの機会になるだろうが、この挑戦に対して全力で臨み、アレックス(アルボン)やチームと一緒に成功を収めるために最善を尽くすよ」