2025年シーズンは全24戦で争われるが、26年ぶりにコンストラクターズ・チャンピオンに返り咲いたマクラーレンはランド・ノリスとオスカー・ピアストリという安定したラインナップを継続する。ラインナップが同じチームは、マクラーレンとアストンマーティンの2チームのみだ。
一方、ランキング2位のフェラーリはルイス・ハミルトンが加入、ランキング3位のレッドブルはリアム・ローソンを起用、ランキング4位のメルセデスはルイス・ハミルトンの後任として若干18歳のキミ・アントネッリを抜擢した。
マクラーレンのザク・ブラウンCEOは、「アントネッリは完全なルーキーで、ローソンはルーキーというより経験不足」と指摘。「彼らは間違いなく何度か“ルーキーらしい週末”を迎えるだろう。それが24戦全体のコンストラクターズ争いに影響を与えるかもしれない」と見解を述べた。
ブラウンが言う“ルーキーらしい週末”とは、経験不足ゆえのミスを犯すということを指している。安定したラインナップのマクラーレンは、そうした時期を乗り越えており、ライバルに比べて有利ということだ。
チャンピオンチームのマクラーレンが連覇をするには、マシン次第ということになる。