F1キャリアの分岐点!角田裕毅、今季中のレッドブル昇格なるか?急成長&マシン好調でチャンス到来!

2025年03月20日(木)7:46 am

記事要約


・F1オーストラリアGPで角田裕毅(レーシングブルズ)が飛躍的な成長を見せた。

・一方、2025年からレッドブルに昇格してフル参戦を開始したリアム・ローソンは、予選18番手・決勝リタイアと厳しいデビュー戦となった。

・マクラーレンのザク・ブラウンは「レッドブルのドライバー選択は奇妙」と皮肉り、角田のパフォーマンスを称賛した。


F1オーストラリアGPで、参戦5年目の角田裕毅(レーシングブルズ)が飛躍的な成長を見せた。

角田は、予選でも決勝レースでも速さを発揮し、無線で冷静にチームを鼓舞するなど、リーダーシップを示した。2年前なら怒りを爆発させていただろうが、現在は課題だった落ち着きを身につけたようで、成熟した姿を見せている。

一方、2025年シーズンからレッドブル・レーシングの正式なレースドライバーに昇格し、フル参戦ドライバーとしてのデビュー戦を迎えたリアム・ローソンは、予選18番手でQ1敗退、決勝レースでも雨に足元をすくわれスピンし、リタイアを喫した。母国ニュージーランドに最も近いF1オーストラリアGPだったが、ローソンにとって厳しいデビュー戦となった。

レッドブル・レーシングのアドバイザーであるヘルムート・マルコ博士は、ローソンの成長を見守る意向を示し、「残念ながら、うまくいかなかった。今は彼を少し冷静にさせ、最初の3〜5戦の成長を観察する必要がある」と予選後にコメントしていたことが注目されている。裏を返せば、5戦で何らかの判断を下すことも十分にあり得る。

■マクラーレンのザク・ブラウンCEO、レッドブルのドライバー選択に皮肉

マクラーレンのザク・ブラウンCEOは、レッドブルのドライバー選考について皮肉交じりのコメントを残した。「レッドブルは時々、奇妙なドライバー選択をしているように見えます。特に角田のようなパフォーマンスを見れば、なおさらそう思います」と指摘し、角田裕毅を評価した。

■F1公式パワーランキング、角田裕毅を高評価!

また、F1公式サイトが発表した開幕戦オーストラリアGPのパワーランキングで、トップ10ドライバーとして角田裕毅を紹介。ポイント圏外でフィニッシュしたドライバーで選ばれたのは、角田と仲が良いピエール・ガスリー(アルピーヌ)の2人だけだ。

ガスリーと角田裕毅はともにトップ10からスタートしたが、どちらも戦略ミスにより得点圏外に終わった。

ガスリーについては、「ポイントを獲得できる可能性があったものの、タイヤ交換の失敗とコース上での小さなミスによりポイント獲得の望みは消えた」と指摘した。

一方、角田については、「予選で衝撃的な走りを見せ、5番手という好位置を獲得。その勢いのまま、決勝レースでも大半でポイント圏内をキープする好走を見せた」と評価。しかし、「終盤の小雨の中でインターミディエイトタイヤに交換するのが遅れたことで、順位を大きく落とし、最終的に12位でフィニッシュ。ポイント獲得を逃してしまった。チームはこの戦略判断について角田に謝罪した」とし、タイミングの良い戦略で見事6位に入賞したランス・ストロール(アストンマーティン)と同スコアのパワーランキング8位として紹介している。

■2026年のシート未定...角田裕毅の未来は?

現在、角田裕毅は2025年のレーシングブルズのシートを確保しながらもレッドブル・レーシングのリザーブドライバーにも名を連ねているが、2026年以降の契約は未定の状況だ。ローソンがすでにレッドブル・レーシングへの昇格を果たし、若手の台頭でレーシングブルズのシート争いがさらに激化する中、角田にとって今シーズンはキャリアを左右する重要な年となる。

今後のF1ドライバー市場の動向次第では、レッドブル昇格の可能性が残る一方で、シートを失うリスクもある。果たして、角田裕毅は2026年のF1シートを確保できるのか。今年のマシンはレッドブル、マクラーレン、フェラーリ、メルセデスのトップ4チームに挑めるポテンシャルがあることが分かった。角田自身は地に足を付けて安定して走れば道は拓けるはずだ。

このまま好結果を出し続ければ、ホンダ・レーシング(HRC)の渡辺康治社長が言うように角田裕毅の去就は「かなり早く決まる」可能性も高い。また、精神面での落ち着きを見せ、結果をしっかり残し続ければ、シーズン内のレッドブル・レーシング昇格も可能性があるだろう。

仮にレッドブル・レーシングへの昇格の機会が訪れた場合、戦略に優れたトップチームでナンバー2ドライバーを務める道がいいのか、それともナンバー1ドライバーとして中堅チームをリードし、新たなチャンスを引き寄せるのがいいのか。角田裕毅の今後の活躍が注目される。

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