“桜咲く頃”にF1日本GP!2026年カレンダー発表、新チーム×新ルールで激戦必至…マドリード初開催&イモラ脱落も

2025年06月10日(火)14:53 pm

■F1、2026年のカレンダーを発表。新規開催地・新チーム・新レギュレーション導入へ

F1とFIA(国際自動車連盟)は、2026年のFIAフォーミュラ1世界選手権のカレンダーを発表した。来季からは新たな開催地、新チームのキャデラックと新生アウディ、そして100%先進的なサステナブル燃料を使用し、パワーユニットは電動化が50:50となった次世代F1マシン向けの新レギュレーションが導入される。

暫定カレンダーはFIA世界モータースポーツ評議会によって承認され、全24戦が予定されている。開幕戦は3月6〜8日のオーストラリアGP(メルボルン)で、シーズン最終戦は12月4〜6日のアブダビGPとなる。

F1日本GPは第3戦、3月27日〜29日に開催されるが、前後は2週間ずつ空いており、F1関係者も休暇を使って日本の桜を楽しむ時間があるかもしれない。アストンマーティン・ホンダにも期待したい。

なお、2026年のラマダン期間は2月から3月にかけてであるため、バーレーンGPとサウジアラビアGPは例年より遅い4月開催となる。

■物流の効率化

2026年カレンダーでは地理的移動の効率化もさらに進んでおり、カナダGPはマイアミGPの直後、5月22〜24日に前倒しで開催される。これにより、一部機材を直接移動させることが可能となり、大幅な物流効率化が図られる。

■初開催

この変更により、夏の間はヨーロッパラウンドが連続開催される形となる。6月5〜7日のモナコGPを皮切りに、初開催となる9月11〜13日のマドリードGPまで続く。スペインでは6月12〜14日のバルセロナ・カタロニア・サーキットに続き2開催となる。一方で、1ヶ国2開催だったイタリアでは、エミリア・ロマーニャGPとして開催されてきたイモラ・サーキットが外れている。

その後はアゼルバイジャンとシンガポールを経て、北南米大陸でアメリカ、メキシコ、ブラジルの3連戦が行われる。最終盤はラスベガス、カタール、そしてアブダビと続き、12月上旬に2026年シーズンが締めくくられる。

■2026年F1カレンダー(暫定)

日付 国旗
会場
3月6日-8日
オーストラリア国旗
オーストラリア
メルボルン
3月13日-15日
中国国旗
中国
上海
3月27日-29日
日本国旗
日本
鈴鹿
4月10日-12日
バーレーン国旗
バーレーン
サヒール
4月17日-19日
サウジアラビア国旗
サウジアラビア
ジェッダ
5月1日-3日
アメリカ国旗
アメリカ
マイアミ
5月22日-24日
カナダ国旗
カナダ
モントリオール
6月5日-7日
モナコ国旗
モナコ
モナコ
6月12日-14日
スペイン国旗
スペイン
バルセロナ-カタルーニャ
6月26日-28日
オーストリア国旗
オーストリア
シュピールベルク
7月3日-5日
イギリス国旗
イギリス
シルバーストーン
7月17日-19日
ベルギー国旗
ベルギー
スパ・フランコルシャン
7月24日-26日
ハンガリー国旗
ハンガリー
ブダペスト
8月21日-23日
オランダ国旗
オランダ
ザントフォールト
9月4日-6日
イタリア国旗
イタリア
モンツァ
9月11日-13日
スペイン国旗
スペイン
マドリード
9月25日-27日
アゼルバイジャン国旗
アゼルバイジャン
バクー
10月9日-11日
シンガポール国旗
シンガポール
シンガポール
10月23日-25日
アメリカ国旗
オースティン
10月30日 - 11月1日
メキシコ国旗
メキシコ
メキシコシティ
11月6日-8日
ブラジル国旗
ブラジル
サンパウロ
11月19日-21日
アメリカ国旗
アメリカ
ラスベガス
11月27日-29日
カタール国旗
カタール
ルサイル
12月4日-6日
アラブ首長国連邦国旗
アブダビ
ヤス・マリーナ
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