・サインツに5グリッド降格とペナルティポイント2加算、原因はアントネッリとの接触
・7周目ターン15でイン側から仕掛けるも接触、スチュワードは「権利を得ていなかった」と判断
・サインツは「残念な結果」と述べ、アントネッリは「曲がり切れないスピードだった」と批判
リタイアしたカルロス・サインツ(ウィリアムズ)に対し、次戦メキシコシティGPでの5グリッド降格ペナルティが科せられた。F1第19戦アメリカGP決勝でアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)と接触しリタイアしたサインツだが、スチュワードはこの接触についてサインツの過失が主因と判断している。
サインツは7周目のターン15でアントネッリをイン側からオーバーテイクしようとした際に接触。アントネッリはスピンして順位を落とし、サインツはその直後にコース脇へマシンを止め、このレース唯一のリタイアとなった。レース後に審議が行われ、両者とチーム代表者が聴取された結果、スチュワードはサインツの責任を認定した。
決定文書には次のように記されている。
「55号車(サインツ)は12号車(アントネッリ)をターン15でイン側から抜こうとしたが、両者はコーナーのエイペックス(頂点)で接触した。サインツは『アントネッリがスペースを残さなかった』と主張したが、接触の時点で55号車のフロントアクスルは12号車のミラーより前に出ておらず、ガイドライン上“イン側にスペースを要求できる権利”を得ていなかった。よって、スチュワードはサインツを主に責任があると判断し、ペナルティを科す」
この結果、サインツには5グリッド降格処分とライセンスに2ポイントのペナルティポイントが加算された。レースを完走していないため、10秒加算に相当するペナルティを次戦で適用する形となる。
サインツはレース後、「外から見た感じよりも、実際はそれほど激しい接触には感じなかった。ただ、結果的に残念な形になってしまった」と語った。
一方のアントネッリは「彼は最初から曲がり切れないスピードだったと思う。少しでもスペースを与えようと自分もラインを外したが、それでも巻き込まれてしまった。残念だけど、次に向けて切り替える」とコメントしている。
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