タイムも剃り落としたいと願う、ひげを剃ったバトン

2013年04月13日(土)10:28 am

いつもは無精ひげを生やしているジェンソン・バトン(マクラーレン)だが、今週末はめずらしくひげをきれいにそり落としてサーキットへ現れた。

これは明らかに、マクラーレンが新たに剃刀(かみそり)の大手企業であるジレット社とスポンサー契約を締結したことによるものだ。

しかし、バトンとしては、本当はひげよりも、手を焼かされているマクラーレンの2013年型車MP4-28のタイムをコンマ1秒でも剃り落したいところだろう。マクラーレンは現時点において、いつもならライバルとなるはずのレッドブル、ロータス、フェラーリ、そしてメルセデスAMGといったチームに対して明らかに後れを取っている。さらに、フォース・インディアやザウバーといった中団グループに攻められるほどの不調に陥っているからだ。

バトンはF1第3戦中国GPの舞台となっている上海で、ライバルたちがマクラーレンのようにクルマを抜本的に作り変えることをせず、昨年型のクルマをベースとしてそれらを慎重に進化させるという決定をしたことで、自分たちが窮地に陥ってしまった、と次のように話した。

「ひとつ驚かされたことは、どのチームも僕たちと同じやり方をしてこなかったということだ。そうしたのは僕たちだけだったんだ」

だが、間違いなく、今シーズンからマクラーレンに加わったセルジオ・ペレスにとっては、さらに厳しい状況となっているだろう。ペレスは偉大なマクラーレンに加入したと考えていたものの、そこで待っていたものは危機的状況に陥って、もがき苦しむチームだったからだ。

そのペレスは、『EFE通信』に対して次のように話している。

「(マクラーレンが)どんなチームであれ、また、過去にどういう実績を持っているにしろ、常に結果を出すためのプレッシャーにさらされているんだ」

「マクラーレンで走るということは、いつだってプレッシャーがかかるものだよ」

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