ドメニカリCEO「アントネッリをF1の偉人と比べるのは失礼」それでも期待する理由とは

2026年05月15日(金)11:38 am

記事要約


・ドメニカリがアントネッリへの過剰な期待に警鐘

・アントネッリの成長力と才能を高く評価する声

・フェラーリ逆転へ必要な安定感と今後の1勝



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F1のステファノ・ドメニカリCEOは、10代の新星アンドレア・キミ・アントネッリが世界王者になれば「大喜びするだろう」と認めた。一方で、19歳のアントネッリに対する過剰な期待について懸念を示す声にも同調している。

イタリア人のアントネッリは2026年シーズン序盤から驚異的な活躍を見せており、イタリアでは男子テニス世界ランキング1位のヤニック・シナーと比較されるほどの注目を集めている。

さらに、メルセデスF1のチーム代表トト・ウォルフは最近、メルセデスの若手アントネッリに対して「過剰な期待」を早い段階で背負わせるのは危険だと警告した。
イタリア人ジャーナリストのレオ・トゥッリーニの取材に応じたドメニカリCEOも、慎重であるべきだとの考えを示した。

「アントネッリを過去の偉大なドライバーたちと比較すべきではありません」と、ドメニカリCEOは語った。

「それはアントネッリにとって不公平ですし、モータースポーツ界のレジェンドたちにも失礼なことです。私はアイルトン・セナからミハエル・シューマッハ、キミ・ライコネン、フェルナンド・アロンソ、そしてルイス・ハミルトンやマックス・フェルスタッペンに至るまで、彼ら全員を知っています。彼らはそれぞれ、F1に消えることのない功績を残しました」

■アントネッリへの期待と懸念

それでも、元フェラーリF1代表のドメニカリCEOは、アントネッリがすでに並外れた資質を見せていることを認めた。

「生まれ持ったスピードの才能だけでなく、アントネッリはミスから学ぶスピードが非常に速い点にも驚かされます」と、ドメニカリCEOは述べた。多くのイタリア人が彼をシナーと比較し、人々を熱狂させる存在だと感じるのも当然です」

その後、一瞬だけ中立的な立場を離れたドメニカリCEOは、もしアントネッリがセンセーショナルなタイトル獲得を成し遂げた場合、自身がどう感じるかを明かした。
「私の立場上、そんなことは言えません」と、彼は笑顔を見せた。

「ですが、言わせてもらえば、もしアントネッリが世界王者になったら私は大喜びします。私たちは同じ方言を話しますし、年齢的にも息子と同じ世代です」

■フェラーリ時代と2026年のタイトル争い

ドメニカリCEOはまた、かつて自身が率いたフェラーリについても振り返った。マラネロのチームは、2026年も再び厳しいタイトル争いに直面している。

「私がマラネロでチーム代表を務めていた頃、2008年、2010年、2012年にドライバーズタイトルをわずかなポイント差で逃しました」と、彼は語った。

「あなたは以前、もしあのタイトルを獲得していれば、私自身やフェラーリの歴史も変わっていたでしょうと書きました。おそらくその通りですが、それは重要ではありません」
フェラーリは2026年もタイトル争いに踏みとどまっているものの、最近はマクラーレンとレッドブルの勢いが増しており、メルセデスが依然として選手権をリードしている。

「現時点では、フェラーリには目標達成のための安定感が必要だと感じています」と、ドメニカリCEOは述べた。

「それに、私はまだ選手権の行方は分からないと個人的に確信しています。マクラーレンも復調していますし、フェルスタッペンもいますから。もしフェラーリが6月末までに1勝できれば、状況は変わるでしょう。勢いというものは大きな助けになります。」

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