ヨス・フェルスタッペンは、ラリーが息子のマックス・フェルスタッペンにぴったりの競技だと考え、今冬にラリーカーをテストするよう説得を試みている。しかし、4度のF1世界王者に輝いた息子は、リスクが高すぎると考えている。
『Play Sports(プレイ・スポーツ)』に語ったヨスは、自身が再びF1マシンのステアリングを握ることには興味がない一方、ラリーならではの難しさを楽しんでいると明かした。
「ラリーの難しさは、とにかくミスが許されないことだと思います。ミスをすれば、非常に大きな代償を払うことになります。それに、コ・ドライバーと力を合わせて走らなければなりません」
54歳のヨスは、そうした挑戦がマックスにとっても魅力的なものになると考えている。
「マックスにはとても向いていると思います。ただ、本人はまったく興味を持っていないんです。でも、一度でもやってみれば、きっと気に入ると思います。だから、冬の間に1日、フランスのどこかの未舗装路で、何人かと一緒にラリーカーを走らせようと誘っているところです。絶対に気に入ると確信しています」
しかし、レッドブルのフェルスタッペンは、ドイツ紙『Bild(ビルト)』に対し、活動の幅を広げるなかでも、ラリーに挑戦する可能性は低いと語った。
「格好いいですし、すごく楽しそうだと思います。でも、あまりにも危険だと思うんです。高速で走っているときに、たった一度でもミスをすれば、クルマごと木に激突してしまいます。そのリスクを冒す価値があるとは、どうしても思えません」
父親になったことで、そうした危険に対する見方も変わったという。
「もちろん、何かが起きる可能性はいつだってあります。このインタビューが終わって立ち上がった後に、バスにはねられるかもしれません。でも、ラリーでは常に危険がつきまといます」
ただし、フェルスタッペンがF1以外のレースへの挑戦から距離を置こうとしているわけではない。
レッドブルとの契約では、耐久レースへの参戦についても大きな自由が認められている。新たに確定した2027年のカレンダーでは、ニュルブルクリンク24時間レース、ル・マン24時間レース、スパ24時間レースといった主要レースにも、日程上は参戦できる余地がある。
「それも、僕がレッドブルとの契約を延長した理由の一つです。こうしたカテゴリーのレースに出場する機会を与えてくれます。今後も続けていきたいですが、僕自身が望む形でやる必要があります」
ただし、ラリーへの挑戦については、レッドブルもおそらく認めないだろうという。
「実際、僕がやりたいことについては、自由に決めさせてくれます。でも、ラリーの場合は、おそらく『それは認められない』と言うでしょう。」
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