マックス・フェルスタッペンは、現行レギュレーションへの不満からF1引退を検討しているフェルナンド・アロンソについて、周囲が現役続行を説得すべきではなく、本人が自分で将来を決めるべきだと語った。
FIAのモハメド・ビン・スライエム会長は、45歳のアロンソにF1残留を働きかけたいと公言している。しかし、レッドブルのフェルスタッペンは、その決断は完全にアストンマーティンのアロンソ自身に委ねられるべきだと考えている。
フェルスタッペンはスペインGPで次のように語った。
「最終的には、彼自身が決めなければなりません」
「誰も彼を説得する必要はありません。もちろん、僕は彼が続ける姿を見たいですが、競争力を発揮できるか、そして本人が楽しめるかという問題でもあります」
フェルスタッペンは、アロンソが不満を抱え続けるのであれば、最終的に現役を続けることは正しい選択ではなくなると指摘した。
「苛立ちしか感じられないのであれば、いずれ続けることは難しくなります。それでは、あまり楽しくないでしょう。彼は世界チャンピオンですから、いつ辞めるのかは自分で決められます」
アロンソの不満はスペインGPでも明らかだった。バッテリーへの依存度が高い2026年型マシンでは、ターン12の「ラ・モニュメンタル」のような迫力あるコーナーでさえ、ドライバーが及ぼせる影響が大きく失われていると主張した。
「今世代のマシンで、これほど美しく、ラ・モニュメンタルのような挑戦的な場所があるサーキットを走るのは、ある意味で悲しいことです」
アロンソは、広報担当のマイケル・クレイトンを例に挙げ、ユーモアを交えて問題点を説明した。
「単にバッテリーが多いという理由だけで、マイケルがマックス・フェルスタッペンより速くなるようなことがあってはいけません。ターン10、11、12は本当に素晴らしいので、そこでフェルスタッペンはマイケルとの差を生み出せるはずです。しかし、現時点ではそうなっていません」
アロンソは、F1が大幅なレギュレーション刷新まで待つことはできないと考えており、ビン・スライエム会長やF1のステファノ・ドメニカリCEOと定期的に意見を交わしているという。
「このスポーツが本来あるべきレベルに達するまで、2031年まで待つことはできません」
一方、フェルスタッペンは、2027年に予定されている規則変更だけで、アロンソが抱える不満が大きく解消されるとは考えていない。
「どうでしょうね。僕には分かりません。大きくは変わらないと思います。」
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