メルセデスF1ウォルフ代表に二重の喜び 9歳の息子がカート初タイトル

2026年09月19日(土)0:00 am

記事要約


・アントネッリのスペインGP優勝と息子の初タイトルが同日に実現

・9歳のジャック、最終戦優勝でカート選手権を制覇

・ベルガーの息子と切磋琢磨、F1への可能性は「10年後」に


■F1での勝利を見守りながら息子のレースも確認

メルセデスF1のトト・ウォルフ代表は、スペインGPを終えて二重の喜びに包まれた。メルセデスのアンドレア・キミ・アントネッリが同GPを制した一方、9歳の息子ジャックも、自身初となるカート選手権のタイトルを獲得した。

ジャック・ウォルフは、レオパード・サーキット・ビテルボで行われた「IAME Series Italy Racing Formula(イアメ・シリーズ・イタリア・レーシング・フォーミュラ)」のX30 U10クラス※最終戦で優勝した。選手権首位で迎えた一戦を制し、自らの手でタイトル獲得を決めた。

※X30 U10クラス:60ccエンジンを使用するジュニア・キッズ向けクラス

アントネッリがF1で優勝した直後、ウォルフ代表はイタリアの衛星放送局『Sky Italia(スカイ・イタリア)』に対し、息子のレースも同時に追っていたことを明かした。

「こちらでグランプリが行われている間、ライブタイミングで決勝を追っていました」

ウォルフ代表は笑顔でそう語った。

■ベルガーの息子と互いに刺激し合う

ウォルフ代表は今週、オーストリア紙『Österreich』に対し、ジャックと、元F1ドライバーのゲルハルト・ベルガーを父に持つ9歳のヨハン・ベルガーについても語った。2人はすでに国際カートの舞台で競い合っている。

「ジャックとヨハンは、国際カートで第一歩を踏み出したばかりの、まだ幼い少年です。2人ともトップレベルのカートカテゴリーで走り、先頭集団で好成績を収めています。期待以上の活躍です。一方がもう一方を刺激することもあれば、その逆もあります」

ウォルフ代表は、父親同士にも競争心があることを冗談交じりに明かした。

「ゲルハルトとは一緒に楽しい時間を過ごしています。私たちはとても負けず嫌いですが、同時に大いに楽しんでいます」

将来、オーストリアから2人のF1ドライバーが誕生する可能性について問われると、ウォルフ代表はまだ先の話だとして、笑いながらこう答えた。

「その話は、10年後にまたしましょう。」

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