記事要約
・ハースF1は2025年シーズンのドライバーラインアップを一新。
・オコンは過去のチームメイトとの衝突歴に懸念が広がる中、小松礼雄代表はその心配を否定。
・「激しいレース」を期待しつつ、チーム内での対戦ルールを明確に設定すると強調した。
TOYOTA GAZOO Racing(トヨタ・ガズー・レーシング)と業務提携をしているハースF1は、チームメイトと衝突しがちなエステバン・オコンについてそれほど心配しているわけではないようだ。
F1で最小のハースだが、今シーズンはアルピーヌから移籍してきた経験豊富なオコン(28歳)と、印象的な19歳の新人、オリバー・ベアマンという、まったく新しいドライバーラインナップで臨む。
オコンは過去に、チームメイトだったセルジオ・ペレス、フェルナンド・アロンソ、ピエール・ガスリーとの衝突を繰り広げてきたが、今年は先輩としての地位を確立しようとする中で、再び衝突を繰り返すのではないかと疑念を強めている。
しかし、チームの小松礼雄代表は「いや、いや、いや」とこう続けた。
「初日から、ルールは完全に明確でなければなりません。それによってチームメイト同士が接触したり、リタイアしたりすることはないでしょう」
しかし、ドライバーたちには「全力でレースを戦う」ことを期待し「ルールは完璧に明確になります」と述べた。