元F1最高責任者バーニー・エクレストン「フェラーリは後悔する」サインツ、父推薦のアウディの巨額オファーを拒否しウィリアムズを選んだ理由とは?

2025年03月16日(日)5:48 am

記事要約


・カルロス・サインツは、フェラーリ離脱後にアウディのオファーを断り、ウィリアムズを選択。父カルロス・サインツSr.は依然として失望していると明かした。

・サインツはウィリアムズの未来に期待を寄せ、チームの雰囲気が改善されたことを強調。「心がウィリアムズを選んだ」と決断の理由を語った。

・元F1最高責任者バーニー・エクレストンは「フェラーリはサインツを手放したことを後悔する」と指摘し、彼のウィリアムズでの成功を予測した。


■サインツ、アウディを拒否しウィリアムズへ 父は依然失望

現在30歳のカルロス・サインツ(ウィリアムズ)は、昨年フェラーリから放出された後、2025年以降のF1キャリアにおいて悩み、現ザウバー(来季からアウディのワークス)のオファーを断り、ウィリアムズを選択した。

そのことについて聞かれたサインツは、父カルロス・サインツSr.(62歳)が「まだ失望している」とスイスの新聞『ブリック』に明かした。サインツSr.は、元世界ラリーチャンピオンであり、アウディでダカール・ラリーでも大成功を収め、昨年も優勝している現役のレーサーだ。

サインツは「レッドブルやメルセデスへの移籍の夢が消えた後、アウディ、アルピーヌ、ウィリアムズの3択となりました。ファクトリー訪問や話し合いの後、直感的にウィリアムズが最適だと感じました」と語った。

「彼らはより良い未来を求めています。そして心もウィリアムズを選びました。今は、アウディと素晴らしい時間を過ごした父が、この選択を喜んでくれることを願っています」と父へ理解を求めた。

■バーレーンテストで最速、ウィリアムズの雰囲気も向上

プレシーズンテストでは、サインツがバーレーンで最速タイムを記録。これについてサインツは「我々も驚きましたが、それ以上にチームの士気が上がったことが大きいです。今はオーストラリアGPに向けて希望を持っています」と開幕前に述べた。

そして迎えたF1オーストラリアGP予選、サインツはチームメイトのアレクサンダー・アルボンから0.325秒差の10番グリッドを獲得した。自身のシートを奪ったルイス・ハミルトン(フェラーリ)から0.089秒差に迫った。アルボンは6番手を獲得し、フェラーリ勢を上回った。角田裕毅(5番手)には及ばなかったものの、ウィリアムズの競争力を示す結果となった。

■ビノット「メルボルンでのポイント獲得は困難」

一方で、サインツが断ったアウディのF1プロジェクトを率いるマッティア・ビノットは、2025年のドライバーであるニコ・ヒュルケンベルグとガブリエル・ボルトレートがメルボルンでポイントを獲得するのは難しいと分析。ビノットは「順当にいけば、マクラーレン、フェラーリ、レッドブル、メルセデス、そしてサインツとピエール・ガスリーがトップ10を占めるだろう」と予測していたが、実際には角田裕毅とアルボンがトップ10に入り込んだ。

2024年シーズンに最下位に沈んだザウバーにとって、早期のポイント獲得が求められる状況だ。

■エクレストン「フェラーリは後悔する」

元F1最高責任者のバーニー・エクレストンは、サインツのウィリアムズ移籍が成功すると予測していた。

「フェラーリは彼を手放したことを後悔するだろう。私の時代もそうだった。ミッドフィールドのチームにトップ5のドライバーを乗せれば、驚くような結果が生まれる」とエクレストンはサインツを高く評価し、彼の活躍に期待を寄せた。

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