記事要約
・角田裕毅は第1フリー走行で10番手(1:32.934)、スプリント予選で8番手(最速ラップ1:31.773)を記録。
・設定にまだ改善の余地があるものの、全体的には結果に満足しているとコメント。
・SQ2でのアイザック・ハジャーからのトウが助けとなり、チーム全体の努力を称賛。
2025年3月21日(金)、第2戦F1ハイネケン中国GP(上海国際サーキット)の初日、スプリント予選が行われ、角田裕毅(レーシングブルズ)が次のように振り返った。
■角田裕毅(レーシングブルズ)
・フリー走行1回目 1:32.934 10番手
・スプリント予選:
SQ1 1:32.316
SQ2 1:31.794
SQ3 1:31.773 8番手
「もちろん結果には満足しています。セットアップに関してはもう少し改善できたかもしれませんが、100%の感触ではありませんでしたし、クルマのパフォーマンスを最大限に引き出すこともできませんでした。これからよく検討しなければなりませんが、とにかく今はとてもうれしいです。
アイザック(ハジャー)にとっては残念なことでしたが、彼がSQ2でうまくトウをくれて引っ張ってくれたおかげで、助かりました。彼に感謝しています。いいチームワークでした。明日がどうなるか楽しみにしていてください!」と前向きなコメントを残し、明日のスプリントに向けて意気込んだ。
100%の感触ではない中でトップ4チームに次ぐ結果を安定して残せるのは、角田とマシンの速さを示している。特にポールポジションのルイス・ハミルトン(フェラーリ)からは0.924秒差、一つ上の7番手アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)とはわずか0.035秒差だった。これは、メルセデスの1台を上回るポテンシャルがあることを示している。
あとはレーシングブルズの課題となっている戦略だが、明日のスプリント決勝レースはタイヤ交換の義務はない。スタートさえ決めれば、今季初ポイントも視野に入るポジションだ。
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