入国すると死刑?スカイ・ドイツがF1サウジアラビアGP取材をボイコット!ラルフ・シューマッハの“決断”に連帯

2025年04月12日(土)20:47 pm

記事要約


・スカイ・ドイツ、2025年サウジアラビアGPの現地取材をボイコットへ

・背景にはラルフ・シューマッハの同性愛公表と人権問題への懸念

・英・伊のSkyチームは通常通り現地から中継予定


●【2025F1第4戦バーレーンGP】結果・タイムスケジュール

■Skyドイツ、F1サウジアラビアGPの現地取材を取りやめ

ドイツのF1放送局「Sky Deutschland(スカイ・ドイツ)」は、来週開催されるF1サウジアラビアGPで現地ジェッダ入りを取りやめ、ヨーロッパ拠点のスタジオから中継を行う方針を発表した。

この決定は、同局のF1解説者であり元F1勝者のラルフ・シューマッハが2024年に同性愛を公表したことを受け、その連帯を示す意図があるとオランダの専門誌『Formule 1』が報じた。

■英国・イタリアのスカイ・チームは現地取材継続

これに対し、イギリスおよびイタリアのスカイ・チームは従来通り、現地からの生中継を予定している。

■サウジアラビアのLGBTQ+政策に対する懸念

サウジアラビアではLGBTQ+に対する厳しい法制度が存在し、同性間の関係は刑罰の対象となっており、シャリーア(イスラム法)の厳格な解釈によっては投獄や死刑が科される可能性もある。

今回のスカイ・ドイツの判断は、こうした人権状況への抗議と、シューマッハへの支持を同時に表明する動きとして注目されている。

●【F1バーレーンGP】F1-LIVE結果速報

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