記事要約
・角田裕毅が昇格2戦目でレッドブルでの初ポイント獲得、バーレーンGPで9位入賞を果たした。
・ピットストップの問題で順位を落とす場面もあり「完全に満足ではない」と振り返ったが、チームとの成長を実感している。
・次戦ジェッダに向けては「今やっていることを継続し、予選でより良い結果を目指す」と意気込んだ。
現地時間2025年4月13日(日)、第4戦F1バーレーンGPの決勝レース(全57周)が行われ、角田裕毅(レッドブル)が次のように振り返った。
角田はチーム昇格後、2戦目にしてレッドブル・レーシングでの初ポイントを獲得した。
■角田裕毅(レッドブル)
スタート:10番グリッド
決勝レース:9位
「今日はまたひとつ学びの多い一日となりました。もっと良い結果が出せたと思っていますし、チームとしても改善できた部分がまだたくさんあると感じています。ピットストップの問題(※)でポジションを落としてしまったのも残念です。
(※本来「赤消灯=発進」だが、「赤点灯+黄点滅」が消えず4.2秒を要した。)
ペース自体は良かったのですが、もう少しポジションを上げられたのではないかという気持ちがあるので、正直、完全に満足しているわけではありません。ただ、まだこのチームでの2戦目なので、初めて経験するようなことも多く起きています。そういった新しいことがこの早い段階で多く起きているのは、今後の自分の最大化につながるという意味では良いことだと思っています。
全体的に見ると、このチームで初ポイントを獲得できたことは、ポジティブに捉えるべき一日だったと思います。鈴鹿から一歩前進できたと感じていますし、チームが自分を支えてくれたこと、そしてこれほど早く一緒に良い形で成長できていることにとても感謝しています。
次戦のサウジアラビアGPに関しては、まだ具体的な目標は設定していませんが、今やっていることをしっかり継続していくことが大切だと思っています。予選で少しでも良い結果を出せれば、レースもより楽になるはずなので、そこを目指して頑張りたいです。」
●【2025F1第4戦バーレーンGP】結果・タイムスケジュール