記事要約
・ブリアトーレは5戦限定のドライバー交代の意図を説明
・コラピント起用は2026年に向けた評価の一環と明言
・ドゥーハンも引き続きチームの一員として支援継続
■ブリアトーレ、ドライバー交代の意図を説明「2026年に向けた正当かつ公平な評価」
BWTアルピーヌF1チームのエグゼクティブ・アドバイザーであるフラビオ・ブリアトーレは、今回のドライバー交代について次のようにコメントしている。
「シーズン序盤のレースを精査した結果、今後5戦にわたりフランコ(コラピント)をピエール(ガスリー)のチームメイトとして起用する決断に至りました。今年はグリッド全体の実力差が非常に接近しており、我々のマシンも過去12か月で大きく進化しています。こうした状況の中で、ラインアップをローテーションする必要があると判断しました。
2026年シーズンはチームにとって重要な年となるため、今年のうちにドライバーたちを正当かつ公平に評価することが、来年の目標を最大化するうえで適切だと考えています。
ジャック(ドゥーハン)についても引き続きサポートしていきます。これまで彼はレースドライバーとして非常にプロフェッショナルに職務を果たしてくれました。
今後の5戦は新たな試みに取り組む機会となり、この期間を経て今後の選択肢を見極めていくつもりです。」
なお、この発表の12時間ほど前には、ジャック・ドゥーハンを支持していたと見られるオリバー・オークス前代表の突然の辞任が発表されたばかり。現在はエグゼクティブ・アドバイザーのブリアトーレが代表の職務を引き継いでおり、肩書きこそ変わらないものの、実質的に代表権を掌握した形だ。
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