記事要約
・日産がモナコで今季3勝目とポール獲得、東京大会に弾み
・日産はドライバーズ&マニュファクチャラーズ両ランキングで上位
・ヤマハがフォーミュラE初参戦、日本勢の活躍に注目集まる

■日産、モナコで今季3勝目&ポール獲得!東京E-Prixに弾み
いよいよ今週末、5月17〜18日にフォーミュラE東京大会が2日連続・2レース制で開催される。5月3〜4日に行われたモナコのダブルヘッダーでは、日産フォーミュラEチームが快進撃を見せた。
オリバー・ローランド(日産)は第6戦で今季3勝目を挙げ、翌日の第7戦ではポールポジションから2位表彰台を獲得。これによりポイントを115まで伸ばし、ドライバーズランキングでは2番手のアントニオ・フェリックス・ダ・コスタ(ポルシェ)との差を48ポイントに広げた。

日産フォーミュラEチームもランキング2位を堅持し、首位ポルシェを7ポイント差で追う。電動パワートレインを開発・供給するメーカーを対象としたマニュファクチャラーズランキングでは、日産が192ポイントに到達し、2位ポルシェに29ポイント差をつけて首位を維持している。
ホームレースとなる東京でのさらなる飛躍に期待がかかる。
■1年目のヤマハにも注目

今シーズンからフォーミュラEに初挑戦しているヤマハは、イギリスの名門ローラ・カーズ、ドイツのレーシングチームABT(アプト)と組み、「ローラ・ヤマハABTフォーミュラEチーム」として参戦。電動パワートレインの開発はヤマハ発動機とローラが協力し、ABTがチーム運営を行っている。現在チームランキングは10位。
今年の東京大会は2レース制となり、日産とヤマハという2つの日本メーカーが凱旋出場する。日本ファンにとって、見どころ満載の週末となりそうだ。