記事要約
・ローランドが東京E-Prixで今季4勝目、日産が母国初優勝
・終盤に6番手から巻き返し、ウェーレインを抜いて逆転勝利
・日産は選手権でリードを拡大、次戦は上海ダブルヘッダー
■ローランドが東京初制覇、日産が母国で待望の初優勝!/フォーミュラE東京大会 決勝

フォーミュラE東京大会スタートシーン(C)TopNews.jp
日産のオリバー・ローランドが、2025年フォーミュラE第9戦・東京E-Prixで今季4勝目を挙げた。日産は母国で待望の初優勝を果たし、表彰式では君が代が流れた。
ポールポジションからスタートしたローランドは、終盤にアタックモードを発動して一時6番手に後退したものの、残り5周の時点でトップを走っていた前年王者パスカル・ウェーレイン(ポルシェ)をオーバーテイク。ターン15〜16にかけてウェーレインに激しくブロックされる場面もあったが、50kWの4輪駆動ブーストを活かして見事にかわした。
これでローランドはフォーミュラE東京大会の3戦すべてでポールポジションを獲得し、2度表彰台に上り、今回はついに東京大会で初勝利を挙げた。大勢の日産ファンは「ゴーゴーニッサン!」と歓喜した。
■表彰台とレース展開

フォーミュラE東京大会、終盤のセーフティカー導入で大接戦(C)TopNews.jp
終盤まで首位を守っていたウェーレインは2位。最後の攻防でかわされたものの、激しいバトルの末に粘りの表彰台を獲得した。序盤にリードを築いたダン・ティクタム(クプラ・キロ)は、終盤のセーフティカー導入により戦略が崩れたが、自身初のフォーミュラE表彰台に立ち、チームにとっても2018年メキシコシティ以来のベストリザルトをもたらした。
14番グリッドからスタートしたジェイク・デニス(アンドレッティ)は、アタックモードを巧みに活用して4位まで浮上。母国戦に臨んでいたローラ・ヤマハABTフォーミュラEチームは、ルーカス・ディ・グラッシが5位に入賞。DSペンスキーのジャン-エリック・ベルニュが6位に続いた。
■チャンピオンシップ争い

母親とインタビューに応えるオリバー・ローランド(日産フォーミュラE)

フォーミュラE東京大会で日産フォーミュラEチームが獲得したトロフィー
今回の勝利で、首位のローランドは161ポイントに到達。2位のウェーレインとの差は実に約2倍の77ポイントに拡大した。日産はチーム選手権でポルシェに対して15ポイント差、マニュファクチャラーズ選手権でも47ポイントのリードを築き、シーズン折り返し地点でチャンピオン争いをリードしている。
次戦は5月31日〜6月1日にかけて上海でのダブルヘッダー。絶好調のローランドと日産がさらなる勝利を目指す。