【正式スターティンググリッド】角田裕毅ピットレーンから追い上げる!エナジーストアと電子系で規定超過/F1エミリア・ロマーニャGP

2025年05月18日(日)21:55 pm

第7戦F1エミリア・ロマーニャGPの正式スターティンググリッドが発表された。今回、グリッドに関して変更があったのは以下の2名。

●【F1エミリア・ロマーニャGP】F1-LIVE速報

■角田裕毅(レッドブル):ピットレーンスタート

角田は予選Q1でタイムを記録できなかったが、ポールポジションタイムの107%以内に相当する十分なタイムをフリー走行で記録していたため、決勝への出走が許可された。

その後、車体およびパワーユニットの変更がチームから報告された。

【〇許容範囲内(第28.2条に準拠)】
・ICE(内燃機関):3基目(年間上限4基)
・ターボチャージャー(TC):3基目(4基まで)
・MGU-H(熱エネルギー回生装置):3基目(4基まで)
・MGU-K(運動エネルギー回生装置):3基目(4基まで)
・排気系(EX):4基目(8基まで)

【✕規定超過(第28.2条に非準拠)】
・エナジーストア(ES):3基目(年間上限2基)
・コントロールエレクトロニクス(CE):3基目(年間上限2基)

また、チームはサバイバルセルを交換し、仕様の異なる複数のパーツを用いてマシンを再組立てした。

これにより、スチュワードは規定数を超過したESおよびCEに対し、それぞれ10グリッド降格、計20グリッドのペナルティを科した。規定により、累積15グリッド以上の降格を受けた場合は最後尾スタートとなるが、今回はさらに車体仕様の変更を伴っていたため、ピットレーンスタートが適用された。

■フランコ・コラピント(アルピーヌ):1グリッド降格

予選中の赤旗中断後、セッションの再開時刻が正式に発表される前に、コラピントがピットレーンのファストレーンへ進入したため。

アルピーヌのチーム側は「じわじわと前進するように」と指示を出したが、コラピントがこれを誤って解釈し、公式確認の前にファストレーンへ入ってしまった。すでに後戻りできない状況となったため、チームはそのまま走行を継続するよう指示した。

ドライバーおよびチーム代表は、違反が意図的ではなかったことを説明し、「スポーツ上の優位性は得ていない」と主張。しかしスチュワードは、ルール違反には処分が必要と判断し、1グリッド降格の軽度なペナルティを科した。

●【F1エミリア・ロマーニャGP】2025年F1開催日程・タイムスケジュール・結果

■正式スターティンググリッド:F1エミリア・ロマーニャGP

順位 ドライバー
チーム
1
81
オスカー
ピアストリ
マクラーレン
2
1
マックス
フェルスタッペン
レッドブル
3
63
ジョージ
ラッセル
メルセデス
4
4
ランド
ノリス
マクラーレン
5
14
フェルナンド
アロンソ
アストンマーティン
6
55
カルロス
サインツ
ウィリアムズ
7
23
アレクサンダー
アルボン
ウィリアムズ
8
18
ランス
ストロール
アストンマーティン
9
6
アイザック
ハジャー
レーシングブルズ
10
10
ピエール
ガスリー
アルピーヌ
11
16
シャルル
ルクレール
フェラーリ
12
44
ルイス
ハミルトン
フェラーリ
13
12
アンドレア
キミ・アントネッリ
メルセデス
14
5
ガブリエル
ボルトレート
Kickザウバー
15
30
リアム
ローソン
レーシングブルズ
16
43
フランコ
コラピント
ウィリアムズ
17
27
ニコ
ヒュルケンベルグ
Kickザウバー
18
31
エステバン
オコン
ハース
19
87
オリバー
ベアマン
ハース
20
22
角田裕毅
レッドブル
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