記事要約
・HondaがF1初勝利60周年を記念し、グッドウッドでFW11をデモ走行
・マンセルが伝説のFW11を再走行、RA272もメキシコGPで再現予定
・次世代EVや最新プロトタイプ展示で“操る楽しさ”も体感提供
■ホンダF1初勝利から60周年──グッドウッドで歴史を称える特別デモ走行を実施
2025年、ホンダはF1初勝利から60周年という節目を迎えるにあたり、モータースポーツの聖地とも言える「Goodwood Festival of Speed 2025(グッドウッド)」(開催日:7月10日~13日/英国ウエスト・サセックス州)において、記念すべき特別プログラムを展開する。
■マンセルがウィリアムズ・ホンダをデモ走行
中でも注目されるのは、1986年にホンダに初のF1コンストラクターズタイトルをもたらした「ウィリアムズ・ホンダ FW11」のデモ走行。搭載されるのは1,500馬力を誇る1.5L V6ツインターボエンジン「RA166E」。ステアリングを握るのは、当時ドライバーとして名を馳せたナイジェル・マンセルだ。ウィリアムズ・ヘリテージの協力を得て特別なレストアが施され、伝説のマシンが再びヒルクライムに挑む。
さらに、同イベントでは2025年10月のF1メキシコGPにて、ホンダが1965年にF1初優勝を果たした「RA272」のデモ走行も計画されている。ちょうど60年後の同じサーキット、エルマノス・ロドリゲスで再び歴史が蘇る瞬間だ。
■“挑戦と勝利の歴史”をF1とともに伝える──グッドウッドでのホンダ展示
グッドウッドは、F1誕生75周年とモータースポーツ125周年を祝う特別な年となる。ホンダはこの節目に合わせ、F1に加え、二輪・四輪を含む多彩なモータースポーツマシンを展示・出走させる。
ホンダブースでは、次世代EVのコンセプトカー「Super EV Concept(世界初公開)」や「Honda 0 SUVプロトタイプ(欧州初公開)」のほか、二輪の「EV Fun Concept」「V型3気筒エンジンモデル」など最新技術を紹介。四輪では「PRELUDEプロトタイプ」や「CIVIC TYPE R Ultimate Edition」なども出走予定で、“操る楽しさ”を体感できる内容となっている。
■ホンダのF1活動の主な軌跡
・1965年:メキシコGPでF1初優勝(RA272)
・1986年:ウィリアムズ・ホンダとして初のコンストラクターズチャンピオン獲得
・1988~1991年:マクラーレン・ホンダで4年連続ダブルタイトル
・2015~2021年:第4期F1参戦、マックス・フェルスタッペンが2021年ドライバーズチャンピオン獲得
・2024年:フェルスタッペンがドライバーズチャンピオン4連覇
・2026年:F1再参戦予定、電動技術開発を加速中
■ホンダ・レーシング渡辺康治社長 コメント
「グッドウッドでのFW11のデモ走行が決まり大変うれしく思います。今回、走行をお披露目するFW11は、Honda F1に初の栄冠をもたらしたかけがえのない存在です。この特別なマシンをレストアした関係者の技術を称えるとともに、この走行の機会を与えてくださった皆様に感謝を申し上げます。そして、グッドウッドに加え、それ以降に計画している“Honda F1初勝利60周年”を記念した企画においても、ファンの皆様に楽しんでいただけるよう準備を進めていきます。」