・F1イギリスGP決勝は雨上がりの難コンディションで波乱の幕開け
・6台がドライタイヤ選択も再び雨、全車が再度インターへ交換
・ハジャーが視界不良でキミ・アントネッリに追突し大クラッシュ発生
2025年F1イギリスGP決勝は、曇り空の下でスタートを迎えた。天候は回復傾向にあり、空には晴れ間も覗いていたが、レース直前まで雨が降っており、路面はセミウェットの状態。気温は18℃、路面温度は24℃、湿度は87%と、非常に不安定なコンディションとなった。
全車がインターミディエイトタイヤを装着してグリッドに整列するも、フォーメーションラップ中に6台のマシンがピットレーンへと向かい、ギャンブルとも言えるドライタイヤへの交換を敢行。そのままピットレーンスタートを選択した。
しかし、太陽が差し込み始めると走行ラインの一部は急速に乾き始め、路面はセミウェットからドライパッチが混在する極めてトリッキーな状況に変化。ドライタイヤ勢は3〜5秒も速くなりつつありチャンスにも思われたが、数周後には再び強い雨が降り出し、全車がインターミディエイトに履き替える混乱の展開となった。
この急変するコンディションにより視界は著しく悪化し、安全上の理由からセーフティカーが導入される事態となった。
セーフティカー導入後、再スタートが切られたが、依然として路面は濡れており、水しぶきによる視界不良が各車を苦しめた。
そんな中、レーシングブルズのアイザック・ハジャーが視界を失い、前を走っていたメルセデスのアンドレア・キミ・アントネッリに追突。ハジャーは大クラッシュを喫した。
キミ・アントネッリは衝突の衝撃でコースアウトを喫したものの、マシンのコントロールを失うことなく、見事にリカバリーを果たしてコースへと復帰した。
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