・角田裕毅、夏休みを経て心身ともにリフレッシュしF1復帰
・オランダGPは雨など不確定要素が多く厳しい週末と予想
・フェルスタッペンの母国レースで観客の熱狂を楽しみに参戦
夏休み明けのF1オランダGPを前に、角田裕毅(レッドブル)は次のように語った。
「この週末に向けてリフレッシュして準備万端です。夏休みはしっかり休養しつつ、友人との時間や美味しい食事も楽しめましたし、何より良いトレーニングができました。そのおかげで、シーズン後半戦に向けて心身ともに強い状態で臨めると思います。
ザントフォールトは天候が読みにくく、今回も雨の可能性が高いので厳しい週末になるでしょう。風やサーキットの立地も相まって予測不能な要素が多いですが、そうした状況に対応できるようハードワークを続けてきました。安定した週末を過ごし、良い結果につなげたいです。
また、マックス(フェルスタッペン)のホームレースで初めて彼のチームメイトとして参戦するので、レッドブルに対しては観客の熱狂もすさまじいでしょう。楽しい週末になるはずです。」
・マックス・フェルスタッペンは、現レイアウトで開催された最初の3回のF1オランダGPをいずれもポール・トゥ・ウィンで制覇。今週末ザントフォールトでポールポジションを獲得すれば、同一ドライバーによるオランダGP最多ポール記録を更新する。
・フェルスタッペンは母国で通算200周をトップで走行しており、ザントフォールト・サーキットで行われた総周回数288周の大半をリードし圧倒的な強さを誇っている。
・2023年のオランダGPは雨と赤旗が重なり、ザントフォールト史上もっとも遅いレースだった。フェルスタッペンの勝利は完走までに2時間24分を要し、1952年にアルベルト・アスカリが記録した平均速度を下回った。
・前戦ハンガリーGPでは、角田裕毅が1.97秒のピットストップを記録した。これは2022年からF1で18インチタイヤが導入されて以来、レッドブル・レーシングが2秒を切った6回目の記録だった。
・レッドブル・レーシングが次にポールポジションを獲得すれば通算108回目となり、ロータスを抜いてF1史上5番目の記録となる。