・メキシコシティGP決勝はノリスが今季6勝目、ルクレール2位、フェルスタッペン3位
・VSCの影響でフェルスタッペンは逆転ならずも表彰台を確保
・角田は11位で惜しくも入賞逃し、ハジャー13位完走、ローソンは序盤リタイア
F1第20戦メキシコシティGPの決勝レースが終了した。天候はドライで気温26度、路面温度52度、湿度25%のコンディションだった。
優勝はランド・ノリス(マクラーレン)で今季6勝目。2位に逃げ切ったシャルル・ルクレール(フェラーリ)、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)は終盤攻めたもののバーチャル・セーフティカー(VSC)に阻まれ3位だった。
ホンダ・レーシング(HRC)のパワーユニット「ホンダRBPT」を搭載するレッドブルおよびレーシングブルズの4台は、次のような結果だった。
レッドブル・レーシングのフェルスタッペンは3位表彰台を獲得。角田裕毅はフェルスタッペンから47.999秒後方の11位でフィニッシュし、入賞まで2.185秒届かなかった。
レーシングブルズ勢はイザック・ハジャーが13位完走、リアム・ローソンはリタイアだった。
カルロス・サインツ(ウィリアムズ)は70周目、スタジアム内でストップした。
フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)はブレーキトラブルの疑いによりピットに戻ってリタイア。高地のメキシコではブレーキやパワーユニットの冷却が難しく、過熱による信頼性問題が発生しやすい環境となっている。
ニコ・ヒュルケンベルグ(Kickザウバー)はパワーユニット関連のトラブルが疑われる不具合でレースを終えた。
リアム・ローソンは序盤の5周目にデブリ(破片)を踏んでフロアを損傷し、リタイアとなった。
●【F1メキシコシティGP】全セッションのタイムスケジュール・結果
| 順位 | 車 | ドライバー チーム |
タイム差 前車差 |
|---|---|---|---|
| 1 |
4
|
ランド
ノリス
マクラーレン
|
TOP
|
| 2 |
16
|
シャルル
ルクレール
フェラーリ
|
+30.324
+30.324
|
| 3 |
1
|
マックス
フェルスタッペン
レッドブル
|
+31.049
+0.725
|
| 4 |
87
|
オリバー
ベアマン
ハース
|
+40.955
+9.906
|
| 5 |
81
|
オスカー
ピアストリ
マクラーレン
|
+42.065
+1.110
|
| 6 |
12
|
アンドレア
キミ・アントネッリ
メルセデス
|
+47.837
+5.772
|
| 7 |
63
|
ジョージ
ラッセル
メルセデス
|
+50.287
+2.450
|
| 8 |
44
|
ルイス
ハミルトン
フェラーリ
|
+56.446
+6.159
|
| 9 |
31
|
エステバン
オコン
ハース
|
+75.464
+19.018
|
| 10 |
5
|
ガブリエル
ボルトレート
Kickザウバー
|
+76.863
+1.399
|
| 11 |
22
|
角田裕毅
レッドブル
|
+79.048
+2.185
|
| 12 |
23
|
アレクサンダー
アルボン
ウィリアムズ
|
+1周
--
|
| 13 |
6
|
イザック
ハジャー
レーシングブルズ
|
+1周
--
|
| 14 |
18
|
ランス
ストロール
アストンマーティン
|
+1周
--
|
| 15 |
10
|
ピエール
ガスリー
アルピーヌ
|
+1周
--
|
| 16 |
43
|
フランコ
コラピント
アルピーヌ
|
+1周
--
|
| -- |
55
|
カルロス
サインツ
ウィリアムズ
|
リタイア
--
|
| -- |
14
|
フェルナンド
アロンソ
アストンマーティン
|
リタイア
--
|
| -- |
27
|
ニコ
ヒュルケンベルグ
Kickザウバー
|
リタイア
--
|
| -- |
30
|
リアム
ローソン
レーシングブルズ
|
リタイア
--
|