・岩佐歩夢はFP1を「クリーンに走り切り」、有益なデータ収集に貢献
・ハジャーはソフトでの最速ラップでマシンバランスに課題
・ローソンはショート/ロングともにフィーリング不足、改善作業が必要
レーシングブルズのチーフレースエンジニアがアブダビGP初日終了後にコメントした。
リザーブの岩佐歩夢がルーキー枠でFP1に出走、クリーンに走り切って有益なデータを集め、ハジャーはマシンバランスの改善、ローソンはショート/ロングラン双方でのペース改善の必要性が明らかになった。予選を見据えたセットアップ調整やハイフューエルでの周回を通じて収集したデータにより、予選と決勝へ向けた方向性を模索する一日となった。
「アブダビGPはシーズン最終戦という特別な意味を持つレースですが、セットアップ面では特別な要素はなく、すべての領域で強さが求められます。FP1ではリアムのマシンに(岩佐)アユムを乗せましたが、彼は問題なく走り切り、チームにとって貴重なデータを収集してくれました。
イザックはハードタイヤで走ったときのほうがマシンバランスに満足しており、最速ラップを刻んだ際のバランスにはあまり満足していませんでした。そのため、FP2では予選に向けて最適化するべく2セットのソフトタイヤを使用しました。FP2が予選の路面状態に最も近いセッションだからです。最終的にはバランスは改善し、当初よりは良い手応えを得ていましたが、いくつかのコーナーでは引き続き改善を求めています。
リアムは大半のドライバーと同様に1セットのミディアムタイヤと1セットのソフトタイヤを使用しましたが、ショートランでもロングランでも十分にフィーリングが得られず、ペース向上に向けて今夜改善に取り組む必要があります。
ハイフューエル(燃料を多く積んで重い状態)でも多くの周回をこなし、日曜のレースに向けた有益なデータを集めることができました。」
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