リンドブラッドのFP1データは“有益”も…ランビアーゼ「タイヤ劣化が大きすぎる」レッドブルが戦略再考へ【F1最終戦初日】

2025年12月06日(土)12:07 pm

記事要約


・ランビアーゼが、リンドブラッドのFP1で有益なデータを得られたと評価

・フェルスタッペンは日曜に向けてロングラン重視

・タイヤ劣化とグレイニングが想定以上で、戦略再検討を示唆


今季F1最終戦となるアブダビGP初日が終了した。レッドブル・レーシングのレーシング責任者ジャンピエロ・ランビアーゼは、アービッド・リンドブラッドのFP1データとマックス・フェルスタッペンのロングランが重要な収穫となったとしつつ、タイヤマネジメントが週末の鍵を握ると語った。

■ジャンピエロ・ランビアーゼ(レーシング責任者)

「アービッドのFP1走行では、シミュレーションの段階でまだ確信を持ち切れていなかったいくつかのセットアップ項目についてデータ収集を行いました。非常に有意義でしたし、解析に役立つ安定したデータを提供してくれました。彼のフィードバックも概ね我々の想定と一致していました。

マックスについては、日曜に向けて高燃料での持続走行に重点を置いたため、単発のタイムアタックにはあまり注力しませんでした。しかし、そのおかげで重要なデータを得ることができ、特にタイヤの脆さが予想以上である点が明確になりました。右フロントのグレイニング(ささくれ)は多くのマシンで問題となっており、日曜に向けてタイヤ寿命をどう延ばすかを精査する必要があります。デグラデーション(劣化)も想定より大きく、当初はシンプルな1ストップになると考えていましたが、今は疑問符がついています。何回ストップすべきか、そしてどうタイヤを持たせていくかを見極めなければなりません。

チームの雰囲気は非常に良く、ここ9〜10戦と同様に、いつも通り冷静に仕事を進めています。我々は自分たちのプロセスを貫き、結果はその先についてくるものだと考えています。マックスも良い走りをしてくれていますし、チェッカーフラッグが振られる瞬間まで諦めず全力を尽くします。」

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